【株式会社 夢眠ホーム 夢眠いちのみやにし】Webで施設見学

訪問看護や訪問介護の仕事に興味があっても、一人で一般住宅を訪問するのは不安という方は多いはず。株式会社 夢眠（むうみん）ホームが運営するサ高住「夢眠いちのみやにし」では、居室のみを訪問する訪問看護師と訪問介護スタッフを募集しているそうです。2021年に開設した施設なのでハード面がきれいで新しく、快適に働ける環境が整っているらしいので、さっそく見学に行ってチェックしてきます。

「夢眠いちのみやにし」へのアクセスは、名鉄「一宮駅」かJR「尾張一宮駅」からバスに乗り、「中通り」バス停で下車して徒歩3分。敷地内にはマイカー通勤者のために無料駐車場も完備されています。玄関で迎えてくれたのは、訪問介護ステーションの介護福祉士さん。「当施設では、入居者様の快適な暮らしと職員の働きやすさのために、最新の介護設備・福祉用具を充実させています。今日はゆっくり見学して行ってくださいね」。

まずは事務室で、運営する「株式会社 夢眠ホーム」について詳しく教えていただきました。「当社は全国で幅広い介護事業を展開し、サ高住・デイケア・有料老人ホームなどのグループ施設を拡大しながら成長を続けています。全国でさまざまな医療機関を展開する『夢眠グループ』の一員なので、県内のグループ病院と密に連携していることが強みで、予防接種や入院治療の受け入れなどもお願いしているんです」。

お次は、訪問看護ステーションへ。訪問看護を利用する入居者様は多いですか？「はい、ほとんどの方が利用しています。医療特化型サ高住として、点滴や経管栄養の方、神経難病を抱えている方、がん末期の方なども積極的に受け入れているため、看護師が24時間常駐し、訪問サービスに加えて、ナースコールにも随時対応しています」と、介護福祉士さん。

訪問介護ステーションでは、多職種カンファレンスが行われていました。「定期的に多職種で情報共有の場を設け、入居者様の希望に沿ったサービスの提供を目指しています。最近は新型コロナの影響で面会禁止の病院が多く、サ高住を看取りの場として選ぶ終末期のがん患者様が増えているため、感染対策を徹底して直接面会ができるようにして、ご家族で穏やかな最期の時間を過ごせるように努めています」。

施設のデイルームは、きれいで明るい雰囲気です。「夢眠ホームのサ高住は、以前の運営法人から内装・設備を引き継ぐかたちが中心でしたが、当施設は法人初の新築のサ高住なんです。これまでの運営ノウハウをもとに、本部スタッフが建物の設計に携わり、介護設備や福祉用具の選定には施設長も関わっているため、入居者様の安心・安全への配慮はもちろん、働く側の負担軽減につながる施設環境が実現しています」。

お次は、居室を案内していただきました。「車いすや介護ベッドは最新式を導入し、室内の設備・レイアウトを全室で統一しているので、働きやすい環境です。仕事内容は館内訪問看護・館内訪問介護なので、一般住宅に伺うことはなく、移動の負担がないことが大きなメリット。訪問サービスは一人で対応しますが、業務に慣れるまで先輩が同行訪問を行いますし、館内には同僚や他職種が勤務していて、何かあればすぐに相談できて安心です」。

「こちらは、先日開催した節分のイベント写真です」と、紹介してくれました。「新型コロナの感染状況が落ち着いてきたので、2023年からは季節にちなんだイベント開催に力を注ぐようになり、入居者様に楽しんでいただいています。イベントの企画は介護スタッフが中心となって進めていて、今後もみんなのアイディアを集めて楽しいイベントを充実させていく方針です」と、介護福祉士さん。

案内役の介護福祉士さんは、お子さんを育てながら働いているとのこと。仕事と子育ての両立は順調ですか？「はい。休みの希望は月2日まで申請できるのですが、子どもの行事などで3日以上希望を出したい場合にも臨機応変に対応してもらえるのでありがたいです。また、地域の子ども会の役員を引き受けたので、夜勤に入れる曜日・回数なども相談しながら、仕事も子育ても楽しんでいます」。

つづいて、浴室を紹介していただきました。「入居者様の要介護度が1～5と幅広いため、お身体の状態に合わせて浴槽を選べるように、個浴・座浴・寝浴を用意しています。施設長は看護師時代に褥瘡ケアを専門的に学んできていて、当施設は入居者様の清潔保持・スキンケアに力を注いでいます。入浴介助の際は皮膚の観察をしっかり行って、褥瘡の予防と早期発見に努めています」。

デイルームに戻り、新人指導の様子を見学させていただきました。「入職後は、業務に慣れるまで先輩が同行訪問を行い、こんなふうにマンツーマンのOJTで成長を応援しています。ひとりり立ち後も、困ったことがあれば気軽に先輩に相談できるので、訪問看護・訪問介護の仕事が未経験の方でも安心ですよ」と、介護福祉士さん。

最後は、多職種の皆さんが集まってくれました。働きやすさはどうですか？「職種に関係なく仲が良い職場なので、みんなで意見を出し合いながら、ゼロからの施設づくりを楽しんでいます。入居者様の医療ニーズが高くて大変な面もありますが、残業はほぼゼロで、休みの希望も通りやすいため、家庭やプライベートを大切にしながら働ける環境です」と、皆さん。魅力的な職場ですね！今日はありがとうございました。

――お疲れさまでした。専従の訪問介護スタッフ・訪問看護師を募集しているサ高住、いかがでしたか？

2021年にオープンしたサ高住なので、建物や設備がきれいですし、共有スペースも居室内も明るく、快適に働ける環境が整っています。また、職員間のチームワークも抜群で、多職種が一丸となって理想の施設づくり・職場づくりを進めていることが印象に残りました。

――働く環境はどうでしたか？

働きやすい介護現場を目指して、夢眠ホーム本部が適正な勤怠管理を行っているので、残業はほとんどありませんし、有休もしっかり消化できるとのことでした。休みの希望がほぼ100％通るため、家庭やプライベートを大切にしているスタッフの方が多かったです。

――では、ここはちょっと、というところは？

提供するサービス内容は訪問介護・訪問看護ですが、バイタルチェックやナースコール対応やイベントの開催など、施設スタッフとしての業務もあります。ただ、残業はほぼなく、研修・委員会活動なども原則業務時間内の開催だそうで、無理のない業務量だそうです。

――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。

介護スタッフが入居者様のケアに専念できるように、リネン交換や居室・施設内の清掃業務を担当する「環境整備スタッフ」を2名配置しているとのこと。環境整備スタッフもチームの一員としてカンファレンスに参加し、より良い施設づくりに向けた意見を出してもらっているそうです。