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社会福祉法人 北養会

さくら館

( 特別養護老人ホーム )

編集部が取材しました

見学の下調べ

介護職として成長を続けるには、職場の教育支援がとても重要。ベースとなる基礎を固めた後は、応用力や指導力も養っていきたいですよね。特別養護老人ホーム「さくら館」では、独自の研修システムを活用し、能力に合わせた継続的な学びを実現しているんだとか。さっそく見学に行って、成長できる理由を探ってきます!

■形 態 :
特別養護老人ホーム
■所在地 :
東京都荒川区/町屋駅
■定 員 :
入所80名 通所40名 短期入所8名
百聞は一見にしかず見学開始!!

玄関

荒川区を流れる隅田川からほど近い「特別養護老人ホームさくら館」へのアクセスは、東京メトロ千代田線・京成電鉄「町屋駅」、都電荒川線「町屋駅前」から徒歩約12分。外観は、良い意味で「施設らしくない」スタイリッシュな雰囲気です。玄関で迎えてくれたのは、介護福祉士の圷(あくつ)さん。「ようこそ!スタッフも元気で明るい施設なので、見どころもいっぱいですよ。さあ、行きましょう!」

エントランスホール

エントランスホールには、イベント写真が飾られたボードがありました。「当施設は、地域のボランティアさんの受け入れを積極的に行っています。平成29年度は延べ約800人のご協力をいただきました」と圷さん。「ケアのお手伝い、漫才や演奏会、各種体験型イベントなど、得意分野を活かしてのご協力で、利用者様は楽しみにしていますし、私たちスタッフも助かっています。ボランティアさんの横のつながりを広げる場も設けています」。なんだか活気を感じます!

エントランスホール

「次はこちらをご覧ください」と資格取得支援に関する書類を見せてくれました。「未経験の方でも安心して働けるよう、実務者研修の資格取得のための助成金制度を用意しています。また、グループ内の専門学校の講師を招いて、介護福祉士の国家試験対策講座を開催しています。介護部門は、半数以上の職員が介護福祉士の資格を取得しているんですよ」。キャリアアップのサポート体制、万全ですね。

スタッフルーム

続いてスタッフルームに行くと、新人さんが質問に。圷さん、丁寧にお答えになっていましたね。教育体制は整っていますか?「はい。新卒で入職するスタッフも多いので、しっかりした教育システムがあります。未経験者の場合、まずはグループ主催の新人研修で介護職としての基礎的な知識・技術を学びます。現場配属後は、ベテランスタッフが教育係について、マンツーマンの丁寧な指導を行います」。安心しました。

施設内研修の写真

「先日開催した施設内研修です」と、写真を見せてくれました。「新人から中堅、指導者と、段階的にステップアップできるよう、階層別の研修プログラムを用意しています。役職者にはリーダー研修やマネジメント研修、専門スキルを得たい方には、認知症ケア、排泄ケア、口腔ケアの研修などを用意しています」と、圷さん。外部研修参加も積極的に支援しているそうです。

特徴は”名”を聞く名物・名所・名スタッフ

スタッフステーション前

『オールジャパンケアコンテスト』と書かれたチラシを発見しました。これは何ですか?「ケアのスキルを競うコンテストで、今年は鳥取で開かれます。実は、私、施設長にすすめられて出場を決めたんですよ。職場の代表としてがんばってきます!」。え~、すごい! 圷さんは職場を明るくしてくれるムードメーカーで、常にケアのスキルアップを目指す努力家でもあると、他のスタッフさんがおっしゃっていました。

スタッフステーション前

次に圷さんが見せてくれたのはiPad。iPadは何に使用しているんですか?「介護記録です。当施設では、業務の効率アップのために、記録業務をシステム化しているんですよ。食事や排泄の状況などの個人記録をiPadで管理することで、勤務時間帯の異なる職員への情報伝達がとてもスムーズになりました。給与明細もこれで見ることができます」と、圷さん。便利ですね~!

居室

居室へ伺うと、ベッドサイドに水洗トレイがありました。「利用者様の安心・安全と、職員の負担軽減のために、このような福祉用具を積極的に導入しています。こちらの水洗トイレは後付けで設置できるので、要介護度の高い利用者様の居室に備え、オムツではなくトイレで排泄できるようサポートしています」と、圷さん。自立支援のために、「オムツ外し」にとても力を入れているそうです。

裏付けされた”自信”を聞く職場自慢

職員食堂

続いて圷さんお気に入りの職員食堂へ。「当施設では調理部門の直営にこだわり、利用者様にも職員にも、施設内の厨房で作った栄養満点のメニューを提供しています。メニューは日替わりで凝ったお料理が多く、1食350円とお手頃なので、職員から大人気なんですよ!」と、圷さん。手作りランチ、美味しそうですね~!

職員食堂

「美味しそう!と言えば、次回の『お取り寄せ同好会』のスイーツを紹介させてください」と、圷さん。お取り寄せ同好会って何ですか?「職員による同好会活動のひとつで、定期的に全国の気になるスイーツをお取り寄せして、皆で美味しくいただいています」。それは面白い取り組みですね。「同好会はフットサルや映画同好会などもあり、私はフットサル同好会に入っています」。楽しそうですね!

バルコニー

最後は、バルコニーに職員のみなさんが集まってくれました。仲が良さそうですね~。「当施設では互助会のイベントが活発で、職員同士のコミュニケーションがとても盛んなんです。食事会、観劇、テーマパークなどに参加できます。私は先日、人気のミュージカルを観てきました。感動しましたよ~」と圷さん。職員間の親睦を深める機会がたくさんあるんですね!今日はありがとうございました。

介護21スタッフが聞く「で、実際のところは?」見学後記

帰り道

――おつかれさまでした。成長できる環境が整った特養、いかがでしたか?
資格取得支援制度や、階層別の研修システムの運用、専門スキル修得に向けた外部研修への参加など、成長できる理由をたくさん発見できました!案内役の圷さんも、ケアコンテストに出場するほか、認知症予防に効果的な脳活性化プログラム「シナプソロジーインストラクター」の資格を取得したそうです。
――働きやすさはどうでしたか?
業務効率アップに向けた記録業務のシステム化や、福祉用具の積極的な導入など、職員の負担軽減につながる取り組みが多かったです。また、残業はほとんどなく、有休消化率も高いそうで、「時短勤務」などの子育てサポートも整っていました。
――では、ここはちょっと、というところは?
施設としては、開設から年数が経過しているため、ハード面のリニューアル工事を随時行っていきたいそうです。近いうちに、空調設備のリニューアルを予定しているんだとか。
――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。
見学中、館内に「ラジオ体操」の音楽が流れて、職員の皆さんが体操をしていました。介護職員の腰痛予防のために、ラジオ体操の時間を設けて、仕事の合間のストレッチを推奨しているそうです。

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