

医療法人 和伸会
夢眠もりやま(旧称・太陽の森)
( 介護老人保健施設 )


さまざまな新しい取り組みを成功に導く組織には、魅力的な仲間が活躍していそうですよね。名古屋市守山区にある老健「夢眠もりやま」では、「利用者満足」と「職員満足」の両方を追求するために、新しい取り組みを積極的に導入し、職場改革を進めているとのこと。教育サポートや子育て支援が充実していて、多様な人材が活躍しているそうなので、さっそく見学に行って働く魅力を見つけてきます!
- 形 態
- 介護老人保健施設
- 所在地
- 愛知県名古屋市守山区/大森・金城学院前駅
- 定 員
- 入所定員92名

玄関
「夢眠もりやま」へのアクセスは、最寄り駅の「大森・金城学院前駅」と施設を結ぶ無料送迎バスに乗って約3分。敷地内には職員用駐車場も完備されているため、マイカー通勤も可能です。玄関では、入職19年目のベテラン介護スタッフさん(写真左)と、栄養士兼事務主任を務めるスタッフさん(写真右)が迎えてくれました。「ようこそ!今日は、私たちの自慢の職場をたっぷりとご紹介しますね」。


リハビリテーション室
まずは、1階のリハビリテーション室へ。とても広くて設備が充実していますね。「リハビリテーション科には、PT・OT・ST合わせて5名が在籍し(2022年10月)、こちらで入所とデイケアの利用者様へのリハビリを提供しています。デイケアの定員は1日30名で、地域に暮らす高齢者の方の介護予防や身体機能の維持・向上と、退所された方の在宅サポートに力を注ぎ、再入所が必要になった際にはスムーズにご案内しているんですよ」。


リハビリテーション室
「介護予防につながる訓練を一層充実させるために、2021年からはパワーリハビリ機器を活用しています」と、PTさんが教えてくれました。「住み慣れたご自宅でいつまでも元気に暮らしていただけるように、セラピストたちは新しい訓練技術を積極的に学びながら、動きやすい身体づくりをサポートしています」と、お2人。効果的なリハビリテーションによって、高い在宅復帰率を維持しているそうです。


入所フロア
入所フロアへ行ってみると、看護師さんと介護スタッフさんがタブレット端末で情報共有を行っていましした。「2022年度にはペーパーレス化のために介護システムを導入し、業務効率の向上につなげています。こんなふうにタブレットから情報収集できるため、スタッフ同士の情報伝達ミスも防ぎやすくなり、リスク管理の面でも介護システムは役に立っています」と、皆さん。


デイルーム
お次は、入所の利用者様が過ごすデイルームへ。「新型コロナ対策として、デイルームではテーブルに飛沫防止のアクリルパーテーションを設置し、すべての職種が一丸となって感染対策に取り組んでいます。職種を超えた『チームケア』を推進する当施設では、多職種で話し合う時間を大切にしていて、忙しさを理由に感染対策を怠ることがないよう、現場での気付きを日々報告・共有し合っているんですよ」と、お2人。それは素晴らしい!


居室
居室に伺い、2021年に導入した最新式の介護ベッドを紹介していただきました。働く上で、どんな変化がありましたか?「利用者様の体位変換や起き上がり介助がスムーズに行えるようになったことで、介護スタッフの腰痛予防につながっています」と、介護スタッフさん。腰痛に悩む介護スタッフも多いため、理学療法士から負担の少ない介助方法の指導を受ける機会もあるそうです。


入所フロア
ここで、渡部副施設長にばったり遭遇。介護部門ではどんな教育制度を整えていますか?「現在リニューアル中で、幅広い知識を身に付けながら継続的な成長が目指せる教育制度を構築する予定です。また、興味を持った領域を深めていけるように、外部研修への参加や、資格取得もバックアップしていきたいです」と、渡部副施設長。渡部副施設長は看護管理者としての経験が豊富で、看護と介護の連携強化も推進していきたいそうです。


入所フロア
入所フロアの一角では、新人指導が行われていました。「入職後は、こんなふうに指導係の先輩が付き、利用者様との関わり方もマンツーマンで指導しています。介護の仕事に初めて挑戦する方のために基礎から学べる教育プログラムを用意し、働きながら初任者研修→実務者研修→介護福祉士とステップアップしていけるよう応援しているんですよ」と、介護スタッフさん。現在、介護職の約7割が介護福祉士資格を有しているそうです。


入所フロア
つづいて、子育て中のママさん相談員さんと、パパさんセラピストを紹介していただきました。仕事と子育ての両立は順調ですか?「はい。子どもが小さいうちは、日勤常勤・時短勤務・パート勤務などを選ぶことも可能ですし、育児経験を持つ先輩が多いので、子どもの行事には必ず参加できるように勤務を調整してもらえて、子どもの急な体調不良によるお休みにも理解を示してもらえています」と、お2人。


職員食堂
つづいて、職員の皆さんに大人気の職員食堂へ。1食いくらですか?「300円です。栄養科スタッフによる手作りの食事をリーズナブルな値段で食べられるので、たくさんのスタッフが利用しています」と、日高さん。「栄養科では、利用者様と職員の声をお食事の内容・味付けに反映するように心がけていて、『おいしかったよ』という声をいただくたびに、やりがいを感じています」と、栄養士兼事務主任さん。


入所フロア
最後は、多職種の皆さんが見送ってくれました。職場のどんなところが働きやすさにつながっていますか?「家庭やプライベートを大切にできるところですね。残業が少なく休みの希望も通りやすい職場なので、ONとOFFの切り替えがしやすいです。また、人間関係が温かく、事務長や相談員、ドライバーさんとも声をかけ合い協力し合って働ける雰囲気が当施設の自慢です!」と、皆さん。素敵な職場ですね。今日はありがとうございました。

帰り道

――お疲れさまでした。新しい取り組みを積極的に導入している老健、いかがでしたか?
- うわさ通り、職員と利用者様の満足のために、パワーリハビリ機器、新しい介護ベッド、業務効率アップのための介護システムなど、さまざまな新しい取り組みを導入していて、今は介護部門の教育制度をリニューアル中でした。また、高齢化が進む地域に寄り添っていくため、状況に応じて看取りケアいんも対応しているんだとか。
――働きやすさはどうでしたか?
- ワークライフバランスを大切にしている職場なので、結婚・出産後も働き続ける方が多かったです。どの部署にも育児経験者が多く、先輩ママが新米ママを応援する雰囲気があり、仕事と子育てを両立しやすいように、日勤常勤・時短勤務・パート勤務などの働き方も用意されていました。
――では、ここはちょっと、というところは?
- 副施設長としては、なるべく早い段階で新しい教育制度に切り替えていきたいとのこと。また、職種を超えて連携を強化するため、看護師の視点も取り入れた介護教育を実践していきたいんだとか。
――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。
- 介護主任の森下さんは、介護職未経験から入職し、勤続19年目を迎えたとのこと。働きながら介護福祉士の資格を取得後、強みを持つために「認知症介護実践者研修」も修了したそうで、管理職としても認知症ケアのスペシャリストとしても、大活躍されていました。
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結婚・出産後も長く働き続けられる職場を求めている方