

社会福祉法人 あおば厚生福祉会
茂庭台あおばの杜
( 特別養護老人ホーム )


長く仕事を続ける上で、心と身体の健康管理はとても大切ですよね。ユニット型特養「茂庭台あおばの杜」では、スタッフの健康増進につながる取り組みや福利厚生を充実させて、多様な人材の活躍を推進しているとのこと。介護の仕事に初めて携わる方のために、手厚いキャリアサポートも整えているらしいので、さっそく見学に行って働く魅力をチェックしてきます!
- 形 態
- 特別養護老人ホーム
- 所在地
- 宮城県仙台市太白区/陸前落合駅
- 定 員
- 100名(長期入所定員80名 ショートステイ20名)

玄関
「茂庭台あおばの杜」へのアクセスは、「仙台駅」からバスに乗り、「茂庭台中央」バス停で下車して徒歩5分。駅から離れた立地ですが、敷地内には無料の職員用駐車場が完備されていて、ほとんどの方がマイカー通勤だそうです。玄関で迎えてくれたのは、入職2年目の介護スタッフさん。「ようこそ!今日は自慢の職場をたっぷりとご紹介しますね」。


玄関ロビー
まずは、法人本部の採用担当者さんにお会いしました。スタッフの健康増進を重視する「健康経営」に取り組んでいるそうですね。「はい。当法人では2021年より、経済産業省から『健康経営優良法人』の認定を受けています。健康管理の基本は十分な休息・バランスの良い食事・適度な運動ですから、残業は月5時間以内を実現し、栄養満点の昼食(1食300円)の提供や、運動習慣づくりのサポートなどを行っています」と、採用担当者さん。


地域交流スペース
地域交流スペースには、入居者様とスタッフが一緒に楽しめる卓球台を備えているそうです。ユニークな取り組みですね。「そうなんです。他にも『カラオケルーム』や『麻雀スペース』などもあり、入居者様とスタッフからとても好評です」と、介護スタッフさん。歌ってストレスを発散したり、麻雀を楽しんだりすることも、心の健康につながりそうですね。


廊下
「こちらは介護課の課長で、有志のメンバーによるバレーボールサークルの幹事も務めています」と、紹介してくれました。サークル活動、楽しそうですね!「ええ、勤務終了後に近くの体育館を借りて行っているのですが、前回は20名ほど集まりました。バレーボール経験者だけでなく、未経験の方の参加も大歓迎で、ミャンマーからの技能実習生も参加してくれていて、職員交流の場にもなっているんですよ」と、課長さん。


ユニットフロアのキッチン
つづいて、ユニットフロアのキッチンへ。「こちらのキッチンでは、スタッフと入居者様で毎日お米を炊いたり、汁物を温めたり、盛り付けをしたり、なるべく家庭に近い食事の時間を過ごしています」と、介護スタッフさん。施設内には特養のユニットが8つ(80床)と、ショートステイのユニットが2つ(20床)あり、1ユニット10名の入居者様が生活されています。


医務室
医務室では複数名の看護師さんがお仕事をされていました。「入居者様の中には、胃ろうの管理やたんの吸引、インシュリン注射などが必要な方もいらっしゃいますが、施設内には看護師が24時間常駐しており、夜間も安心感があります。看護師の負担に考慮し、糖尿病の方が多いユニット、経管栄養の方が多いユニットなど、お身体の状況に合わせてユニットを分けているのも特徴です」と、介護スタッフさん。


ユニットフロア
ユニットフロアの一角で、新人介護スタッフさんへの指導が行われていました。「入職後はオリエンテーションを開催し、配属先のユニットでは日替わりの教育担当者が付き、マンツーマンの丁寧なOJTを実施しています。当施設では、働きながら実務者研修や介護福祉士の資格を取得できるよう、手厚い資格取得支援制度を整え、新卒者や介護の仕事に初めて携わる方の入職も歓迎しています」と、介護スタッフさん。


居酒屋イベントの写真
「こちらは、入居者様に大人気の居酒屋イベントの様子です」と、写真を見せてくれました。すごい!メニューも本格的ですね。「ええ、外食の雰囲気やほろ酔い気分を味わっていただけるように居酒屋委員会を結成し、ときどき施設内で居酒屋『呑み処おばんです』を開店しています。主治医に確認して許可が出た方にはアルコールも提供し、介護スタッフがお酒に合うおつまみなどを手作りしているんですよ」。


ユニットフロア
つづいて、ママさん介護スタッフさんを紹介していただきました。職場の子育てサポートは整っていますか?「はい。子どもが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務の選択も可能で、子どもの行事にはなるべく参加できるように勤務を調整してもらえるので助かっています。当法人では保育事業も展開しているので、子育てとの両立に理解があり、男性職員の育休取得実績も増えているんですよ」と、ママさん介護スタッフさん。


屋上
お次は、屋上を案内していただきました。開放感抜群ですね!「そうなんです。当施設周辺は自然が豊かで、あちらに見えるのは茂庭台のシンボル『太白山(たいはくさん)』。晴れている日は海も眺めることができるんですよ」。グループ施設は近くにありますか?「はい。仙台市内で3つの保育園を運営しているほか、2023年春には新たに特養と保育園を開設しました」。事業を拡大しながら発展を続けている法人なんですね。


廊下
最後は、スタッフの皆さんが集まってくれました。ユニークな取り組みが充実していて、魅力的な職場ですね!「待遇・福利厚生面が手厚いことも当施設の魅力で、各種手当が充実しているほか、メンタルヘルスに関する相談窓口の設置や、介助負担軽減のための最新設備の導入、腰部保護ベルトの支給など、さまざまな働きやすさを整えて、多様な人材の活躍を推進しています」と、皆さん。今日はありがとうございました。

帰り道

――おつかれさまでした。職員の健康増進につながる取り組みを充実させている介護施設、いかがでしたか。
- 経済産業省による「健康経営優良法人」の認定を受けていて、スタッフの心身の健康づくりをサポートするユニークな取り組みが充実していました。2019年オープンの比較的新しい施設なので、働きやすさにつながる最新の介護設備などがあり、介護記録の電子化など、ICTシステムも積極的に導入して業務改善を進めていました。
――働きやすさはどうでしたか?
- 残業は月5時間以内と少なく、ワークライフバランスを大切にしたい方にはぴったりの職場です。学びは業務の一環として考え、施設内研修は原則勤務時間内に開催されるほか、外部研修にも勤務扱いで参加することができ、スキルアップのために自分のお休みを使うことはほとんどないそうです。
――では、ここはちょっと、というところは?
- 要介護度の高い入居者様が多く、自立した方が中心の施設を想像して入職されるとギャップを感じるかもしれません。介助量は多いですが、特殊浴槽や低床ベッド、福祉用具などを積極的に活用し、スタッフの負担を減らしていけるように努めているそうですよ。
――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。
- 魅力的な福利厚生の一つとして、季節行事の際には法人からプレゼントがもらえるそうです。先日も、2月と3月に、普段贈っている側の人に、というはからいで、バレンタインデーには女性スタッフにチョコレートが、ホワイトデーには男性スタッフに焼き菓子がプレゼントされたんだとか。
心身の健康を大切にしながら、長く安心して働きたい方
未経験から介護を学び、働きながら介護福祉士の資格を目指したい方