
医療法人社団 昌栄会
介護老人保健施設 のどか
( 介護老人保健施設 )


大きなビジョンがある職場って、魅力的だと思いませんか。ビジョン達成に向けて仲間と団結し、やりがいを持って働けそうです。「介護老人保険施設 のどか」は、労働環境をゼロから見直し、働く満足度UPのための職場改革に取り組んでいるんだとか。具体的な構想案もあるそうで、賛同してくれる仲間を大募集しているそうです。さっそく見学に行って、改革の中身をチェックしてきます!
- ■形 態 :
- 介護老人保健施設
- ■所在地 :
- 神奈川県相模原市南区/相武台前駅
- ■定 員 :
- 入所定員100名 通所リハビリテーション定員10名

エントランス
小田急線「相武台前駅」北口から、「グリーンパーク行き」のバスに乗ること約7分。終点「相武台グリーンパーク」で下車して5分程歩くと、自然に囲まれた「介護老人保健施設 のどか」が見えてきました。玄関で迎えてくれたのは、作業療法士の三條さん(写真左)と介護スタッフの吉田さん(写真右)。「レトロな雰囲気の外観ですが、サービスや人材には自信があります!今日は、職場改革に取り組む当施設の魅力をたっぷりとご紹介しますね」と、お2人。


リハビリテーションルーム
さっそく玄関を入って1Fのリハビリテーションルームへ。利用者様が活き活きと活動していて楽しそうな様子です。「リハビリテーション課のモットーは、『利用者様の生活をいかに楽しく創造するか』。その実現には、職員が笑顔で仕事を楽しむことが必要なので、よく仕事の後に飲み会を企画して、コミュニケーションを深めているんですよ」と、皆さん。みんなで楽しく飲んだ後は、ラーメンで締めるのがお決まりなんだとか。


食堂ホール
リハビリテーションルームのお隣には、開放的な食堂ホールがあります。「食事の時間になると、ほとんどの利用者様がこちらに集まります。入居フロアからは少し長めの移動になりますが、毎日食堂まで歩くこと・車椅子で自走することで、自然と生活リハビリができているんです」。身体を動かす機会が多いせいか、90代の利用者様が多い割には、ADLレベルを維持できているそうです。


廊下
廊下を歩いていると、実習生を受け入れた際の写真が飾ってありました。実習の受け入れには積極的なんですか?「はい。現場で指導者となる人材を育成するためにも、毎年地域の大学から実習生を受け入れています。指導力のあるスタッフが多いので、未経験の新人さんにも手厚いOJTを行えているんですよ」と、お2人。


入所フロア
つづいて2階の入所フロアへ。吉田さんは未経験で入職され、現在は実務者研修に参加しているそうです。職場の教育環境はどうですか?「未経験で働くことに不安もありましたが、介護部門にはベテランの先輩が多く、とても丁寧な指導を受けられています」と、吉田さん。キャリア支援として、資格取得支援制度の確立も予定しているそうです。


入所フロア
仕事と育児の両立はうまくいっていますか?「はい。子どもが4歳なのでパート勤務ですが、シフトの希望に柔軟に対応してもらえています。子どもの体調不良でお休みをいただく際も理解があり、ほぼ時間通りに退勤できるので、ここで長く働けたらいいなと思っていますよ」と、吉田さん。施設では今後、子育て支援制度をさらに充実していく方針だそうです。


サービスセンター
サービスセンターを覗くと、多職種ミーティングが行われていました。「職場改革を進める上で、まずは職員の意識から変えていくため、ミーティングは頻繁に行っています。各職種の視点からアイディアを出し合い、常時100%に近いベッド稼働率を目指すための施策を話し合っているんです」と、皆さん。


中庭
入所フロアから中庭を見下ろすと、とても綺麗な景色が楽しめます。「豊かな自然環境に囲まれているのは、当施設の大きな自慢です。すぐ近くには施設の畑もあり、いろいろな野菜を育てて、毎年利用者様と『収穫祭』を開催しているんですよ」と、お2人。楽しそうな行事ですね~。


入所フロア
あ!こちらも施設行事の写真ですか?「はい。毎年恒例の納涼祭の写真です。企画から運営まで多職種で取り組み、準備の段階からとても盛り上がるんですよ。今後は、より地域に開かれた施設づくりを目指して、近隣住民の方とも交流が深められる行事を検討しています」。今後の施設のビジョンについて、もっと詳しく知りたいです!


入所フロア
「ビジョンの詳細は、ぜひ武政事務長に聞いてみてください!2016年に赴任されて以来、運営体制を見直し、施設改革の立役者として活躍しています」と、お2人。すでに具体的な構想があるんですか?「はい。長年、アパレル・広告業界において数々のプロジェクトに携わってきた経験を活かし、今後、施設の外観・内観のリニューアルを行い、先駆的な事業展開がしたいと考えています。そのために、同時進行でスタッフの労働環境や教育体制を見直し、人材が定着し、成長できる職場を目指したいんです」と、事務長。


入所フロア
最後は、スタッフの皆さんが集まってくれました。今後の施設の成長が楽しみですね!「はい。事務長は、『成長のためなら支援は惜しまないから、外に出て色んなことを吸収して欲しい』と言ってくださるので、外部研修に積極的に参加するようになりました。施設とともに成長していけるよう、スタッフ一人ひとりが目標を持ち、利用者様のために専門職としてのスキルを磨いています」と、皆さん。それは素晴らしい。今日はありがとうございました。

帰り道

- ――お疲れさまでした。将来のビジョンを掲げる職場、いかがでしたか?
- 歴史を感じる外観からは想像がつかないほど、先進的な考えを持っている職場でした!2016年に赴任された事務長が中心になって、さまざまな職場改革を進めています。スタッフの皆さんも、「施設とともに成長したい!」という意識があり、モチベーションが高かったです。
- ――ビジョンの具体的な実施計画は立っているのでしょうか?
- はい。「外観・内観のリノベーション」「ベッド稼働率とスタッフ定着率の向上」「介護スタッフのキャリア支援制度の確立」は、5年以内に実現したいそうです。そのためにはスタッフの増員が欠かせないので、採用間口を大きく広げ、求人活動にも力を入れているそうです。
- ――では、ここはちょっと、という点は?
- 施設のビジョンに賛同できない方は難しいと思います。大きく生まれ変わろうとしている施設なので、働く中でいろいろな変化を経験すると思います。そういう変化を楽しみながら、仲間と同じ方向を向いて頑張れる方なら、すごく「やりがい」を感じると思いますよ。
- ――最後に、ここだけの話をひとつお願いします 。
- 外観・内観をリノベーションするにあたって、スタッフのための会議室、研修室、食堂などの設置も検討しているそうです。特に食堂は「おしゃれなカフェ風」にして、毎日の食事が楽しくなるような味と空間を追求したいんだとか。
ビジョンを掲げ、新しく生まれ変わろうとしている老健で働きたい方。
未経験から介護職としてキャリアアップしていきたい方