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やすらーじゅ瑞穂(埼玉県川越市)の介護スタッフさん - 発見!この街のカイゴー仮面 |介護21


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私、編集部のエリリンが、施設の取材中に出会った魅力的なスタッフさんの働き方や考え方をご紹介して、勝手に「カイゴー仮面」に認定しちゃうコーナーです。介護の仕事に携わる方、介護の仕事に興味を持っている方にお届けします♪
2019-02-06|やすらーじゅ瑞穂(埼玉県川越市) 介護スタッフ

今回は、自分が理想とする職場に出会えた介護スタッフさんです。

まえがき

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さてさて、今回取材に伺ったのは、埼玉県川越市にあるユニット型特養「やすらーじゅ瑞穂」さん。こちらは、2018年春にオープンした施設で、家庭的な居住空間をつくり、最新の介護設備を積極的に導入しています。介護スタッフの処遇向上を目指して労働環境を整え、休暇制度や給与体系、福利厚生なども充実させているんだとか。

取材中に、入居者様に家族のように寄り沿う介護スタッフさんを発見しました。お名前は渡邊さんで、キャリア5年目とのこと。 以前は、小規模多機能型施設や、ショートステイに勤務されていたそうです。

ちょこっとインタビュー

お話を伺ったところ、「介護施設にはさまざまな種類があるから、自分がどんな介護に取り組みたいかによって、見極める必要があるんですよね」とのお言葉が。

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──確かに、介護施設の種類によって、サービスの内容や目的が異なりますね。
ええ。私の前職は営業職で、当時は老健と特養の違いすら知りませんでした。異業種から転職される方の中には、そういった方が多いと思うんですよね。介護に興味を持ったきっかけは、ケガで入院をした際に、ヘルパー2級資格の通信講座を受けたことでした。介護の知識・技術はもちろん、業界事態を深く知らないまま、この世界に飛び込んだんですよ。
──最初はどんな施設で働きましたか?
自分なりの職場選びのポイントが明確でなかったので、知人の紹介で小規模多機能ホームに入職しました。少人数のアットホームな施設で、サービスの自由度が高く、家庭的な生活支援ができる点は自分に合っていましたね。ただ、自立している方が多かったので技術が身に付かず、給与面も少し不満でした。将来的には介護福祉士の資格取得を考えていましたし、成長すれば収入アップも目指せるので、次はショートステイに転職したんです。
──ショートステイの仕事はどうでしたか?
利用者様の生活拠点はあくまでも自宅なので、求められるのは一時的な支援でした。利用者様と距離感が縮まないのが寂しくて、もっと深く関われる介護がしたいと気付いたんです。また、「施設でも自宅と同じように暮らしたい」という利用者様のニーズを知り、環境づくりや個別性を重視する大切さを学びました。次は、自分が理想とする介護と、利用する側の理想を叶えていける施設で働きたいと思い、最期まで寄り沿えるユニット型特養を選んだんです。
──自分に合った職場を知るために、いろいろな施設で経験を積むことも大切かもしれませんね。
そうですね。でも、転職を繰り返すのも大変なので、職場選びの軸を持った上で、さまざまな施設を見学することをお勧めします。面接って、施設の良い点しか聞くことができないですからね(笑)。面接してくれた方は好印象でも、働くスタッフが無愛想だったり、挨拶をしてくれなかったりしたら悲しくないですか?当施設への入職の決め手は、見学時にスタッフが笑顔で挨拶をしてくれたことなんです。
──ユニット型特養で働いてみて、どうですか?
理想的な職場に出会えたと感じています。働く前は、入居施設は残業が多くて激務、という悪い噂も耳にしましたが、当施設は残業がほとんどなく、休みもしっかり取れています。iPadによる介護記録や、センサーベッドによる「見守りケアシステム」など、業務負担を軽減する最新設備も整っているんですよ。当施設の介護スタッフが笑顔でイキイキと活躍する理由は、働きやすい環境が整っているからだと思いますね。

【インタビュー後記】 勝手に認定!

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渡邉さんのように、自分なりの介護の理想像を持つことや、将来のキャリア形成について考えることは、職場選びでとっても大切ですよね。渡邉さんは、さまざまな施設を見学して比較する中で、満足できる職場に出会えたそうです。現在は、目標だった介護福祉士の資格を取得し、ユニットリーダーを任されているんだとか。理想の介護を追求し、キャリアアップにも前向きな渡邉さん。素敵でした。

というわけで、私エリリンが、勝手に「カイゴー仮面」に認定! 渡邉さん、これからの活躍に大いに期待しています。エリリンでした!