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医療法人社団 孝和会

能見台パートリア

( 介護老人保健施設 )

編集部が取材しました

見学の下調べ

職場の良好な人間関係は、自分たちが働きやすくなるだけでなく、ご利用者への「サービスの質」の向上にもつながるはず。介護老人保健施設「能見台パートリア」では、職種・部署を超えた信頼関係を築き、強固なチームワークで高い在宅復帰率を達成しているんだとか。さっそく見学に行って、職員の関係性をチェックしてきます!

■形 態 :
介護老人保健施設
■所在地 :
神奈川県横浜市金沢区/能見台駅
■定 員 :
入所150床 通所リハビリテーション45名
百聞は一見にしかず見学開始!!

玄関

京急本線「能見台駅」は、便利な「横浜駅」から急行で約20分。ベッドタウンとして人気を集めるだけあって、駅周辺は商業施設が充実しています。介護老人保健施設「能見台パートリア」があるのは、駅から徒歩約8分の穏やかな丘陵地。玄関では、支援相談員の今治さんが笑顔で迎えてくれました。「ようこそ!今日は、自慢の職場をたっぷりと紹介しますね」。

パートリア診療所

広い敷地内には、関連施設の「パートリア診療所」が併設されています。「早期在宅復帰を目標とする当施設では、入所中に解決すべき課題に目を向けるだけでなく、退所後の生活まで見据え、診療所やデイケアを通して、在宅生活継続のためのサポートを行っています。診療所は、健康診断などで職員も利用していて、医療費を一部負担してもらうことができるんですよ」と、今治さん。

玄関ロビー

玄関を入ると、ロビーに金メダルと賞状を発見!それは一体何ですか?「職員有志の『ソフトバレーボールクラブ』が、横浜市老健協会スポーツフェスティバルで優勝したんです!当施設では、職員によるクラブ活動が盛んで、大会出場を目標に練習に励んでいます。職場では関わりの少ない他部署の職員とも、一緒にスポーツで汗を流すと、自然と距離が縮むんですよ」。ソフトバレーボールの他に、フットサルクラブもあるんだとか。

特徴は”名”を聞く名物・名所・名スタッフ

入所フロア

お次は入所フロアで、看護介護部長の入江さん(写真中央)と、介護主任の桜井さん(写真右)を紹介していただきました。「『キャリア段位制度』の評価者である2人は、現場教育に深く関わりながら人事評価を行っています。2017年度から、介護職員の処遇改善を図る目的で『加算(I)』を算定したので、個々の目標の達成度が、しっかりと給与に反映されるんですよ」と、今治さん。それはモチベーションが上がりますね!

入所フロア

つづいて、実際の指導現場を見学させていただきました。「当施設では介護実習を積極的に受け入れているので、指導力の高い職員が多く、新人さんに対してもきめ細かなサポートが行えています。『資格取得支援制度』を設けでキャリア開発も支援しているので、介護職の約80%が介護福祉士の資格を取得しているんですよ」と、桜井さん。

談話スペース

談話スペースの一角で、多職種カンファレンスが始まりました。皆さん、活発に意見交換されていますね。「2015年に『在宅強化型老健』に認定され、現在まで在宅復帰率50%以上を維持している背景には、職種を越えた協力関係があります。新人さんも自由に意見が言えるように、上下関係も程よくフラット。『自宅へ帰す』という共通のゴールが、チーム全体の士気を高め、仲間意識に繋がっています」と、皆さん。

創意工夫を伺う独自の取り組み

スタッフステーション

スタッフステーションで、ケアマネージャー兼介護職員の井上さんを紹介していただきました。2職種を兼務されているとは、珍しいですね。「当施設では、生活ニーズに即したケアプランを作成するため、各フロアにケアマネージャー兼介護職員を配置しているんです。忙しい時間帯に井上さんがフォローに入ってくれることで、現場の介護職との信頼関係も生まれ、良い関係性が築けているんですよ」と、今治さん。

エレベーターホール

エレベーターホールの掲示板に、認知症カフェのお知らせがあります。「認知症カフェは地域住民に向けた運営が一般的ですが、当施設では入所フロアでも行い、ご家族が施設に足を運ぶ機会を増やしています。在宅復帰にはご家族の協力が必要不可欠なので、安心して自宅で受け入れらるよう指導を行っているんです」。この取り組みについて、横浜市介護老人保健施設研究大会で発表したところ、「優秀演題」に選出されたんだとか。

食堂

食堂では、介護職員さんがアザラシのぬいぐるみを片手に、ご利用者とコミュニケーションを図っています。「このアザラシは、セラピーロボット『PARO(パロ)』です。人間の呼びかけに反応したり、抱きかかえると喜んだり、人間の五感を刺激する豊かな感情を表現してくれるので、ご利用者の癒しになっているんですよ」と、今治さん。認知症ケアとして、アニマルセラピー同様の効果があるんだとか。※開発:産業技術総合研究所

食堂

「こちらの介護職員は、子育て中のママさんです」と、ママさんスタッフの大岩さんを紹介してくれました。仕事と子育ての両立は上手くいっていますか?「はい。当施設で産休・育休を取得して復帰したのですが、『子どもが小さいうちは家庭を優先したい』という希望を受け入れてくださり、パート勤務に切り替えることができました。常勤を希望される方には、『時短勤務』や『夜勤免除』といった働き方も提案してもらえますよ」と、大岩さん。

裏付けされた”自信”を聞く職場自慢

食堂

最後は、今治さん一押しの職員食堂へ。「1食300円で美味しいランチが食べられる食堂は、多職種が集う交流の場。おしゃべりを交えながらの食事は楽しく、昼休みがあっと言う間に終わってしまうので、ときどき就業後に会議室で『ハローだんだん』というイベントを開催して、軽食・お酒を楽しんでいるんです」と、今治さん。楽しそうなイベントですね~!今日はありがとうございました。

介護21スタッフが聞く「で、実際のところは?」見学後記

帰り道

――多職種によるチームワークで、高い在宅復帰率を達成している老健、いかがでしたか?
2015年から在宅復帰率50%以上を維持しているだけあって、職員の皆さんの意識が高く、職種を越えた協力関係がありました。2017年度より、さまざまな加算要件を満たして「介護職員処遇改善加算(I)」を算定されたそうで、キャリアパスや人事評価制度も整ったそうですよ。
――良好な人間関係は、何によって築かれていると感じましたか?
クラブ活動や職員行事が盛んで、仕事以外でコミュニケーションを取る機会が多いことが、温かい人間関係につながっていると感じました。特に、会議室で開かれる「ハローだんだん」は大人気のイベントで、皆さん楽しみにしているそうです。
――では、ここはちょっと、というところは?
施設としては、ソフト面と同時に、ハード面も充実させていくことを課題としているそうです。その第1歩として、2017年度に空調設備などのリニューアル工事を行い、より快適な環境のもと、サービスを提供できるようになったそうですよ。
――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。
人間関係の温かい職場なので、家族や友人の紹介で入職される方や、ご夫婦で働かれている方もいるんだとか!自分の職場を大切な相手に紹介できるなんて、とっても素敵ですよね。

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