【医療法人社団 成守会 はせがわ病院】Webで病院見学

働く環境は、明るくて清潔で、通勤に便利な場所がいいですよね。築年数の浅い病院なら、医療設備や物品も新しく、毎日快適に働けそうです。首都圏でも数少ない泌尿器科・人工透析・腎臓内科の専門病院である「はせがわ病院」は、2016年に新築移転リニューアルを行い、「日暮里駅」から徒歩5分と、大変便利な場所にあります。さっそく見学に行って、職場の雰囲気をチェックしてきます！

JR・京成電鉄・日暮里舎人ライナーが走る「日暮里駅」は、乗り換えに便利なターミナル駅。「上野駅」まで直通3分、「東京駅」まで直通11分で行くことでき、通勤はもちろん、仕事帰りのショッピングや食事にも便利です。駅の東口から5分ほど歩くと、あっという間に「はせがわ病院」に到着。玄関では、看護部長の佐藤さん（イラストでご紹介）が迎えてくれました。今日はよろしくお願いします。

さっそく玄関を入ると、開放的で落ち着いた雰囲気の待ち合いスペースが広がっていました。「外来の待ち合いスペースは、圧迫感のない空間と、おしゃれなインテリアにこだわりました。受診前の患者様は不安や心配を抱えていますから、少しでも気持ちが和らぐような環境づくりに努めています」と、看護部長。

お次は、外来の診察室へ。「新築移転当初は、泌尿器科と人工透析を中心とした診療を展開していましたが、新しい医師の赴任に伴い腎臓内科が充実し、腹膜透析にも対応するようになりました。外来では、女性泌尿器科医による専門外来も開設しているため、幅広い層の患者様が受診されます」と、看護部長。新築移転後も医療機能の拡大に取り組んでいるそうです。

つづいて、最新の医療設備が整った手術室を案内していただきました。「当院では、『ドルニエGEMINI』という体外衝撃波結石破砕装置を導入し、1泊2日の入院で結石破砕術を行っています。また、血液透析のシャント造設術や、腹膜透析のカテーテル留置術、シャント狭窄による経皮的血管形成術などにも対応できる設備が整っています」と、看護部長。

透析センターには40台の透析装置があり、すべてオンラインHDF対応の最新型なのだとか。「透析センターでは、入院患者様・外来患者様への血液透析を行っていて、バスキュラ―アクセスに対してはエコー検査を行い、シャントトラブルの早期発見に努めています。また、フットケア関連の資格を持つ看護師も活躍しているため、足の血流測定・SPP測定や、定期的な下肢観察など、足病変の予防・改善にも取り組んでいるんです」と、看護部長。それは素晴らしい！

療養病棟のスタッフステーションで、シフト表を見せていただきました。「ワークライフバランスを大切にするため、休みの希望はできる限り通しています。また、先日、職員の要望などを知るためのアンケートを実施しました。多くの職員に長く安心して働いていただきたいので、現場の声を尊重した職場づくりに取り組んでいるんですよ」と、看護部長。

患者様から一番喜ばれているのは、機械浴槽が導入されたことなんだとか。「旧病院には機械浴槽がなかったので、介護度の高い方は湯船に充分入ることができませんでした。こちらの機械浴槽のおかげで、車椅子の方も安全にお湯に入っていただける環境が整い、『気持ちいいね～』と満足される患者様の笑顔が増えて、私たちも嬉しいです」。

お次は、地域包括ケア病棟のスタッフステーションを案内していただきました。電子カルテが導入されているんですね。「はい。新人さんにはプリセプターの先輩が電子カルテの使い方から看護技術の指導まで、手厚くサポートしています。透析に興味を持っている職員、透析業務の経験がない職員など、さまざまなキャリアを持つ職員が互いに協力しながら、患者様お一人おひとりに適した看護を行っています」と、看護部長。

つづいて、看護部長さんイチオシの職員食堂を案内していただきました。「日替わりランチは1食350円、麺類などの一品料理は1食250円とリーズナブルな上に、いつも美味しい手の込んだメニューが食べられるので、多くの職員が食堂を利用しています」。

最上階の8階には、眺めの良いリハビリテーション室が。ベランダからは、東京スカイツリーがすぐ近くに見えます。「ベランダにも歩行訓練ができる環境を整えているので、天気の良い日は外の景色を楽しみながら、のびのびとリハビリに励んでいただけます」と、看護部長。

最後は、病棟に職員の皆さんが集まってくれました。「看護部には、さまざまな年齢層の職員が在籍しており、子育て中のママさんも多く活躍していることが特徴です。血液透析・腹膜透析の患者様が多いため、勤務中は忙しさがありますが、『定時退勤』を目標に、みんなで協力しています。残業ほぼナシで、とても魅力的ですよ！」と、皆さん。今日はありがとうございました。

――お疲れさまでした。立地に恵まれた専門病院、いかがでしたか？

院内は明るく開放的な雰囲気が漂い、整理整頓や清掃も行き届いていて、すごく気持ちよく働けそうな職場でした。看護部では、2020年秋に新看護部長を迎え、現場の声を反映した職場づくりを進めていました。

――専門的な病院ですが、経験がなくても大丈夫でしょうか？

はい。中途入職者にもプリセプターが付き、業務に慣れるまでサポートしていますし、定期的に院内研修を行っているそうです。外来、手術室、透析センター、地域包括ケア病棟、療養病棟と、活躍の場がたくさんあるので、幅広い経験を積みながら、泌尿器科看護のプロフェッショナルが目指せると思います。

――どんな看護スキルが身に付く職場ですか？

入院患者様の大半は人工透析を行っているため、透析患者様への看護が身に付く職場です。透析看護が未経験でも、学ぶ気持ちがある方なら大歓迎で、入職後にイチから教育していく体制を整えているそうです。

――最後に、ここだけの話をひとつお願いします

看護部長は、専門職としてのスキルアップと同じくらい、家庭やプライベートの充実を大切に考えていました。部長自身も、働きながらお子さんを育ててきた経験があるそうで、その苦労を知っているからこそ、スタッフの子育てを応援したい気持ちが強いそうです。