【医療法人社団 明芳会 クローバーのさと　イムスケア カウピリ板橋】Webで施設見学

介護の現場は多職種連携が大切、という話をよく耳にします。板橋区にある「クローバーのさと　イムスケア カウピリ板橋」は、職種間の連携がとてもよく、それが高い在宅復帰率につながり、さらに働きやすさにもつながっているのだとか。新しくてきれいな施設という情報も。見学しがいがありそうでわくわくします。早速行って、確かめてきますね！

東武東上線「大山駅」から徒歩5分で「イムスケア　カウピリ板橋」のある「クローバーのさと」に到着しました。大山駅まで池袋駅から5分なので、とても良い立地です。迎えてくれたのは、入職4年目の総務課スタッフさん。「池袋からも駅からもとても近いでしょう。2014年設立の比較的新しい施設なので、中もきれいで、見どころがいっぱいですよ。気さくなスタッフばかりなので気軽に質問してくださいね。さあ、中にどうぞ」。

最初にご案内いただいたのは、吹き抜けの大きなホール。「『クローバのさと』は、4つの建物からなる大規模複合型施設なのですが、その真ん中にあるのが、このアトリウムホールです。約100名が収容できる多目的ホールで、イベントなどにも活用されています。コロナ禍前は、フラダンスや音楽会、カラオケ大会などが行われていました。しばらくイベントが中止になっていましたが、最近ようやく開催できるようになったんですよ」。

まずは、「カウピリ板橋」のリハビリテーションフロアへ。ここも広いですね！「当施設は、入所も通所もリハビリに力を入れています。リハビリ器具やレッドコードなども揃っていて、一人ひとりに合わせたリハビリを提供しています。広いスペースなので、伸び伸びとリハビリに取り組んでいただけますし、スタッフもリハビリ提供しやすいんです」。施設の充実も、高い在宅復帰率につながっているのですね。

リハビリ中の利用者様をタブレットで撮影しているスタッフさんがいました。「これは『トルト』というAIシステムで、利用者様の歩行状態をチェックしています。タブレットで撮影するだけで、身体の動きを確認でき、歩行をよりスムーズにするための適切なリハビリを判断するシステムなんです。現在、通所リハビリの方に使用されています」。わあ、AIってこんなところにも活用されているのですね。

続いてスタッフステーションへ。「こちらでは、頻繁に多職種カンファレンスが行われていて、さまざまな情報を共有しています。また、フロア内の連携がよく取れているので、早出・日勤・遅番・夜勤の申し送りがスムーズです。効率よく仕事をすすめることで無駄な残業が発生しないので、残業はほとんどなく、あっても月に2～5時間程度なんですよ」。それはすばらしい！プライベートの予定も組みやすいですよね。

講堂を覗くと、院内研修が行われていました。「院内研修や勉強会はもちろん、現場外教育も充実しています。これはイムスグループならではもメリットでもありますね。介護福祉士資格取得のための実務者研修は、職員価格で受講できますし、参加時は出張扱いで、交通費も支給されます」。こうした制度が揃っていれば、介護の現場が初めてでも、安心して学ぶことができますし、スキルアップもできますね！

廊下で先輩スタッフさんと話をしている若いスタッフさんに遭遇しました。「プリセプター制度を導入していて、入職後は最低3カ月マンツーマンで指導します。3カ月を終えても、こうしていつでも何でも質問できるので、新人さんも安心だと思います」。指導を受けていた方にもお話をうかがってみました。「質問しやすい先輩ばかりです。チェックリストもあるので、できていること・できていないことも明確になります」。

「そうそう、うちは課外活動も活発なんですよ」と、フットサル部の練習風景写真を見せてくれました。楽しそうですね！「IMSグループ内でのフットサルの試合もあるんです。うちのチームの成績はまあまあかな（笑）。あと、IMSグループ全体の運動会も、新型コロナが5類になってようやく復活しました。こうした大規模イベントってやっぱり楽しいです。人脈も広がりますよ」。

「とっておきの場所があるんですよ～」と連れてきていただいたのは屋上。3階建てですが周囲に高い建物がほとんどないので、視界が開けています。「冬の晴れた日には富士山がきれいに見えますし、夏には板橋花火大会がよく見えます。入所者様と花火大会を見るのも毎年の楽しみなんです」。屋上は、歩行リハビリにもよく使われているのだとか。これだけ広くて解放感がある場所なら、リハビリも前向きにできそうですね。

小さなお子さんがいる方も多いとのことで、ママさんスタッフをご紹介いただきました。「残業はほとんどないし、希望休もとれますし、人間関係もスムーズ。産休・育休を経てみんな復帰し、仕事と家庭を両立しています！」と力強い言葉をいただきました。一度現場を離れていた方も「ここなら働きやすそうだから」と、こちらで仕事復帰するママさんスタッフも多いのだとか。

最後にご案内いただいたのは、院内保育室。「生後6カ月から小学校就学直前まで利用できます。24時間体制で預かってもらえるので、夜勤時も安心。保育料も安くて人気があるんですよ。保育室があることも、ママさんスタッフの働きやすさ、高い定着率につながっています」とのこと。きれいで明るくて、設備や福利厚生がとても充実していることがわかりました。皆さん、今日はありがとうございました。

――お疲れさまでした。通いやすくて施設もきれい、多職種連携もとれている老健、いかがでしたか？

通いやすさと施設の快適さは、やはり働く上での大きなメリットになると感じました。また、見学して感じたのは、職場の活気と雰囲気のよさ。休みもしっかり取れて残業もほとんどなく、職種間の連携がスムーズで人間関係がよい職場だからこそ、皆さん活き活きとストレスなく働くことができるのだろうなあ、と思いました。

――改めて見学してみてこそわかることってありますよね。

見学予約も随時受け入れている施設なので、気になったら、経験者・未経験者に関係なく、見学にいってほしいと思います。動線や雰囲気などは、自分でチェックしないとわかりませんしね。屋上から花火大会が見える「おまけ的メリット」などを知っておくと、働く上でのモチベーションにつながりますよね。

――では、ここはちょっと、という点は？

コロナ禍の影響はやはり大きくて、従来のようにイベントを再開させるのはなかなか大変とのことでした。でも、もともと地元の方々の協力も得ながら数々のイベントを開催していたそうで、地元の皆さんも再開を楽しみにしているそうです。地元の方がボランティアで楽しく参加してくださるなんて、それだけ地域に溶け込んでいる施設ってことですよね。

――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。

今回はお会いすることができませんでしたが、面接を担当されている看護部長さんについて、「人柄がとにかく素晴らしい！」と皆さんおっしゃっていました。看護部長さんの人柄に魅かれて入職を決めたという方も。信頼できる上司がいるって素晴らしい環境ですよね。