【社会福祉法人 フレスコ会 特別養護老人ホーム浅草】Webで施設見学

立ち上げ期を経験できる職場だと、活気ある雰囲気の中でイチから作り上げる楽しさを感じられそうですよね。つくばエクスプレス線「浅草駅」徒歩8分の好立地に建つ「特別養護老人ホーム浅草」は、2024年4月から「フレスコ会」の運営となり、現在は職場づくりの真っ最中なのだとか。社会福祉法人「フレスコ会」の法人メリットが多く、働きやすさも整っているそうなので、早速見学に行って、働く魅力を見てきます！

「特別養護老人ホーム浅草」へのアクセスは、つくばエクスプレス線「浅草駅」徒歩8分。玄関で迎えてくれたのは、管理栄養士さん（写真右）と、生活相談員さん（写真左）。お2人とも入職2年目で、生活相談員さんはオープニングスタッフとして入職したそうです。「ようこそ！当施設は2024年4月からフレスコ会の運営となり、今働いているスタッフのほとんどが新しく入職したばかりなので、風通しが良いんですよ」。

まずは、法人の魅力について教えていただきました。「年に1回5連休を必ず取得できる制度や、夜勤の勤務時間が22時～翌7時（実働8時間）の『ショート夜勤』であることなどがあります。年間休日は121日あり、月に2日申請できる希望休は土・日も取得できるので、ワークライフバランスを大切にできます」。東京都が推進する「働きやすい福祉の職場宣言事業」や「女性活躍推進事業」にも参画しているとのこと。

お次は、子育て中のスタッフさんにお会いしました。育児との両立はしやすいですか？「はい。子育て中のスタッフが多いので、子どもの急な体調不良による勤務変更にも理解がありますし、相談次第で時短勤務などに働き方を変更することができます。また、パート勤務の場合は、9時～16時、9時半～17時、13時半～16時半など、多様な勤務形態の中からライフスタイルに合わせて選ぶこともできるので、子育てと両立しながら働けます」。

デイルームでは、介護スタッフさんが入居者様と向き合っています。「当施設は従来型ですが、個別ケアの提供に力を注いでいて、入居者様の状況や希望に合わせて、散歩や買い物に行くこともあります。スタッフの人数の配置が手厚いので、入居者様お一人おひとりにじっくり向き合う時間を作れるんです。現在は立ち上げ時期なので忙しいですが、落ち着いたら、より質の高いケアの提供を目指して多職種カンファレンスも始めていきます」。

「こちらは、先日開催した回転寿司のイベントの様子です」と、写真を見せてくれました。ユニークな取り組みですね！「お寿司が好きな入居者様が多いので、回転寿司レーンをレンタルし、新鮮なネタを仕入れ、栄養科スタッフがお寿司を握ってくれました。当施設では、入居者様の笑顔のために、これまで実施したことのない斬新なイベントも取りれていて、もうすぐラーメン屋のイベントも実施予定です」。とっても楽しそう！

つづいて、外食レクリエーションの写真も見せてくれました。地域に出て楽しむレクリエーションもあるんですね。「そうなんです。入居者様のお誕生日には好きなものを召し上がっていただけるように、居室担当の介護職が外食にお連れしたり、一緒に買い物に行って調理したりしています。施設周辺は飲食店や観光スポットが充実していて、賑やかな浅草の街並みを楽しめる外出・外食はとても人気です」。

お次は、スタッフの皆さんが集まってくれていました。どんな仲間を歓迎していますか？「入居者様の笑顔のために、新しい取り組みを積極的に提案してくれる方を歓迎します。上司との距離が近く、個人の意見やアイディアが通りやすい組織で、『まずはやってみよう！』という精神を大切にしています。資格取得支援制度が整っているので、無資格の方でも働きながら資格を取りたい気持ちがあれば大歓迎です」。

居室では、先輩からの指導が行われていました。教育体制について教えてください。「入職後は、業務に慣れるまで教育担当の先輩が付いてマンツーマンの丁寧な指導を行っています。一人立ちの時期は、これまでのキャリアや個々の成長スピードを考慮したうえで決めるので、安心して仕事に取り組めます。また、入職後1カ月から、定期的にフロアリーダーとの面談もあるので、自身の成長や業務の進捗を振り返りながら成長できる環境です」。

認知症デイサービスでは、「おとなの学校」のプログラムが行われていました。どんな取り組みですか？「学生時代に戻った感覚で、楽しく認知症の進行予防に取り組める授業形式のプログラムです。利用者様は生徒役、スタッフは先生役で、独自開発された『おとなの教科書』に沿って、回想法などを取り入れた授業を進めます」。プログラムの効果を高めるノウハウが記された先生用の教科書もあるのだとか。

お次は、職員休憩室へ案内していただきました。「休憩室は2部屋あり、こちらの部屋には冷蔵庫・電子レンジ・ソファなどを完備していて、広々とした空間で休憩ができます。隣の部屋にはベッドが2台あるので横になることができて、夜勤時に少し寝たい場合などに便利です。私たちもよく利用していますよ」と、お2人。

最後は屋上へ。目の前にスカイツリーが見えて眺めが良いですね。「ええ。夏にはこちらから隅田川の花火大会が見られるので、入居者様と一緒に鑑賞するイベントを開催予定です」とのこと。「『浅草駅』付近には、飲食店やお出かけスポットが豊富ですし、残業は少なめで、定時で退勤できる日が多いので、業務後の時間も楽しく過ごすことができます」。立地も魅力の1つですね。今日はありがとうございました。

――お疲れさまでした。立ち上げ期に携われる特養、いかがでしたか。

スタッフさんは法人が変わった2024年以降に入職した方が多く、人間関係がフラットで、年齢・キャリア・職種に関係なくコミュニケーションが活発な印象を受けました。「イチから職場づくりに挑戦してみたい」という思いで異動・入職された方もいて、忙しい中でもお互いに協力しながら業務に取り組んでいますし、管理職の方は気さくな方が多く、意見を伝えやすい環境だと感じました。

――働きやすさはどうですか？

法人の「フレスコ会」は、スタッフが長く働き続けられるように働きやすさを重視しているので、「5連休制度」や「ショート夜勤」、(株)リロクラブの福利厚生サービス「福利厚生俱楽部」への加入など、さまざまな取り組みを実施しています。年間休日は121日で、連休も取得しやすく、土日や祝日でも希望をすれば休みが取れて、残業も少なめなので、働きやすさはとても整っています。

――では、ここはちょっと、という部分は？

法人が変わり、教育体制を構築している最中なので、研修システムなどが整備された環境で働きたいという方には向いていないかもしれません。ただ、徒歩5分の場所に関連施設の特養があり、もうすぐ関連施設の研修システムを参考に自施設に合ったものを取り入れる計画とのこと。

――最後に、ここだけの話をお願いします。

業務の負担軽減に向けて、最新の技術を積極的に取り入れていて、介護用リフトは台東区の施設で初めて導入された最新式とのこと。また、介護記録を電子化しているので、効率良く業務に取り組めることも魅力です。