【医療法人財団 明理会 我孫子ロイヤルケアセンター】Webで施設見学

スキルアップがしやすくて、子育てとの両立もできる職場だと、長く働けそうですよね。IMS（イムス）グループの老健「我孫子ロイヤルケアセンター」は、スキルアップや資格取得を応援し、ライフスタイルが変わっても長く働けるような体制を用意しているのだとか。残業時間の削減など、働きやすさも整っているそうなので、早速見学に行って魅力を確認してきます！

「我孫子ロイヤルケアセンター」へのアクセスは、JR常磐線「天王台駅」から無料送迎バスで約15分。駅から少し離れた立地ですが、無料の職員用駐車場があるので、マイカー通勤者も多いそうです。施設は利根川沿いにあり、豊かな自然に囲まれた環境も魅力的。玄関では、支援相談員さんが笑顔で迎えてくれました。「ようこそ！今日は当施設の魅力をたっぷりご紹介しますね」。

まずは、1Fの通所リハビリフロアへ。多くの利用者様がリハビリに取り組んでいて、活気がありますね。「通所リハビリは毎日50名以上の方の利用があり、お一人おひとりの状態とモチベーションを確認しながら、個々に合わせた支援を行っています。マッサージや歩行訓練、パワーリハビリなどの個別訓練の他にも、健康体操や音楽療法、レクリエーションなどの集団プログラムも充実しています」。

廊下には、IMSグループのポスターが掲示されていました。「IMSグループでは、引っ越し・育児との両立・スキルアップなどを理由にグループ施設への異動を希望できて、当施設にも家族との時間を大切にするために急性期病院から異動してきたスタッフがいます。当施設は残業が月10時間以内と少なめなので、家庭やプライベートとの両立も安心ですよ」。

入所フロアに伺い、認知症介護指導者の資格を持つ介護長にお会いしました。「当施設には重度認知症の方を受け入れる認知症専門棟があり、一般棟にも認知症の利用者様が増えているので、施設全体で認知症ケアに力を注いでいます。キャリア支援として、業務貢献につながる外部研修の費用は施設が負担してくれるので、介護部門には認知症介護実践者研修・リーダー研修を修了したスタッフもいます」と、介護長。

スタッフステーションでは、施設長（白衣男性）を含めた多職種カンファレンスが行われていました。皆さん活発に意見を出し合っていますね。「当施設は勤務年数や職種、役職などに捉われず、自由に話し合える雰囲気があり、施設長や看護部長にも意見を伝えやすいです。多職種連携によるチームケアを重視しているので、利用者様お一人おひとりに合った支援方法を皆で考えて、実践しています」。

「こちらの介護スタッフは無資格・未経験で入職し、働きながら資格取得に挑戦しています」と、紹介してくれました。「以前は異業種で働いていて、入職後に実務者研修を修了し、これから介護福祉士の国家資格試験を受験予定です。IMSグループには手厚い資格取得支援制度が整っていますし、職場の先輩方も国家試験合格に向けたアドバイスをくれるので心強いです」と、介護スタッフさん。

居室に行くと、喀痰吸引等研修の指導看護師さん（写真中央）と、その研修を受講中の介護福祉士さんにお会いしました。「当施設では、痰の吸引や経管栄養管理が必要な利用者様も受け入れているので、介護スタッフに喀痰吸引等研修の受講を促し、10数名が修了しています。喀痰吸引等研修は基本研修・実地研修に分かれていて、基本研修はIMSグループの研修会場で、実地研修は指導看護師が在籍する当施設で受講可能です」。

お次は、子育て中のママさんのお2人を紹介してくれました。「私たちは、産休・育休から復帰して時短勤務で働いています。上司が、家庭の事情を考慮した上で『どうしたら仕事を続けられるか』を一緒に考えてくれるので、ライフスタイルが変わっても仕事を続けることができています。育児経験者が多く、子どもの体調不良による勤務変更にも理解のある職場なので、子育て中の方も安心して入職してほしいです」と、お2人。

つづいて、スタッフの皆さんに人気の職員食堂へ。「職員食堂では、お弁当がリーズナブルに購入できるほか、月に3日は『カレーの日』として、厨房で調理した温かいカレーが食べられるんです。カレーがとても美味しいので、普段は職員食堂を利用していないスタッフでも、カレーの日は利用するという方が多いですよ」。

「こちらは、IMSグループの運動会の写真です」と、写真を見せてくれました。皆さんとても楽しそうですね。「IMSグループは大規模なグループなので、運動会は複数のブロックにわかれて実施し、それぞれで優勝を競っています。2023年度は当施設がブロック内で優勝し、1つ上のブロックでの参加になった2024年度は惜しくも優勝を逃しました。2025年度の結果はどうなるのか、今から楽しみにしています」。

最後は、立派な桜の木が植えられた中庭を案内していただきました。「桜の季節になると、利用者様とお花見を楽しんでいます。施設生活の中でも四季の移ろいを楽しんでほしいので、夏には屋上で地域の花火大会を鑑賞したり、おやつレクリエーションに季節感を取り入れたりと、季節にちなんだ行事・レクリエーションに力を入れています」と、相談員さん。今日はありがとうございました。

――お疲れさまでした。スキルアップができて、育児との両立もしやすい老健、いかがでしたか？

老健の使命である在宅復帰支援はもちろん、医療依存度が高い方への医療ケアや、重度認知症の方への専門ケア、ターミナル期の看取り支援など、地域のためにさまざまな介護サービスを展開していました。介護部門では、教育やキャリア支援を充実させて、新卒者や無資格・未経験者の採用にも取り組んでいて、スキルアップ・キャリアアップに励んでいる方が多かったです。

――働きやすさについてはいかがでしょうか。

残業が少なく、公休・有休を希望に合わせて取得できて、とても働きやすい職場です。お子さんが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務の選択もできるので、産休・育休後の職場復帰率が高く、ママさんもいきいきと活躍していました。

――では、ここはちょっと、というところは？

チームケアを大切にしている施設なので、チームで働くことが苦手な方には向いていないかもしれません。皆さん職種を越えて、積極的にコミュニケーションを取っていました。

――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。

IMSグループはグループ内研修が豊富で、出張扱いで学びにいけるので、多くのスタッフさんが参加しているそうです。例えば、喀痰吸引等研修に参加して吸引ができるようになるなど、業務の幅を広げてスキルアップしていくには、とても良い環境だと思います。