

社会福祉法人 輝寿会
介護老人保健施設 はあとぴあ
( 介護老人保健施設 )


子育てに理解のある職場だと、ライフスタイルが変わっても長く勤め続けられそうですよね。老健「はあとぴあ」は、産休・育休からの復帰率が高く、子育て中の方も多数活躍しているとのこと。また、さまざまな症状・目的の利用者様が入所しているため、幅広い知識や対応力が身に付くそうなので、さっそく見学に行って働く魅力を見てきます。
- 形 態
- 介護老人保健施設
- 所在地
- 茨城県取手市/取手駅
- 定 員
- 入所100名(うち認知専門棟25名)、通所80名

玄関
「はあとぴあ」へのアクセスは、JR常磐線「取手駅」からバスに乗り、「東取手病院前バス停」で下車して徒歩約1分。マイカー通勤も可能で、職員駐車場は無料とのこと。施設周辺は緑が多く、開放的な雰囲気です。玄関で迎えてくれたのは入職19年目の介護主任。主任は、こちらに入職後に妊娠・出産をして産休・育休を取得し、無理なく子育てと両立してきたそうです。「ようこそ!今日は当施設の魅力をたっぷりご紹介しますね」。


受付ロビー
施設内に入ると、事務長が迎えてくれました。こちらの施設の特徴は何ですか?「地域の困っている方を支えるために、在宅復帰を目指す方だけでなく、医療依存度の高い方・認知症の方・看取り希望の方なども可能な限り受け入れていることです。さまざまな症状・目的の利用者様の介護を行うことで、幅広い知識や対応力が身に付くので、スキルアップしたい方には最適な環境です」と、事務長。


受付ロビー
ここで、グループのパンフレットを見せていただきました。「東取手病院グループには、病院2つ・老健・特養と在宅サービス事業があり、訪問介護ステーション・居宅介護支援事業所・地域包括支援センターは当施設に併設されています。『東取手病院』は近隣にあり密に連携していて、利用者様の急変時はスムーズに受け入れてもらえるため、安心して働けます」と、介護主任。


通所リハビリフロア
つづいて、1階の通所リハビリフロアへ。広々としていて、大きな窓から豊かな緑が見えて、気持ちの良い空間ですね。「ええ。通所フロアには施設で飼育しているウサギやインコもいて、利用者様もスタッフも癒されているんですよ」と、介護主任。「通所の利用者様の定員は80名で、当施設を退所した後に継続して利用される方が多く、長いお付き合いになる方も多数います。現在は通所フロア担当の介護スタッフの採用も強化中です」。


通所リハビリフロア
子育て中のママさん・パパさんに、子育てとの両立についてお聞きしました。「子どもが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務が選択できて、子どもの急な体調不良によるお休み・早退にも快く対応してもらえるので、ありがたいです。女性だけでなく、男性の育休取得も促してもらえて、約1カ月間育休を取ったパパさんも多くいます。常勤で働く場合も夜勤の回数・曜日を考慮してもらえるため、子育てと両立しやすいです」。


通所リハビリフロア
お次は、多職種のみなさんにお会いしました。働きやすさの魅力を教えてください。「残業がほとんどなく、ほぼ毎日定時で帰れるので、プライベートの時間を大切にできます。月3日申請できる希望休も通りやすく、それ以上申請したいときは相談すれば柔軟に対応してもらえます。有休は1時間単位で取得可能で、積極的に取れて、2024年度の施設全体の年間有休取得率は86.6%です。ワークライフバランスを大切にできます」と、みなさん。


入所フロア
つづいて、2階の入所フロアへ。「入所定員は100名で、入所フロアはこちらの本館2階・本館3階と、新館2階です。本館2階は一般的な症状の利用者様が入所している療養棟、本館3階は認知症の方が入所している認知症棟で、新館2階も療養棟ですが本館2階よりも医療依存度が高い方が入所しています。介護スタッフはフロア固定で、基本的に希望に沿って配属しています」と、介護主任。


入所フロア
先輩から指導を受けている介護スタッフさん(写真右)がいます。「私は高校卒業後に、無資格・未経験でこちらに入職し、働きながら実務者研修を受講しました。研修の際は日勤扱いで参加できたので、ありがたかったです」と、介護スタッフさん。「入職後まずは日勤からスタートし、その日に勤務しているフロアの先輩全員が指導してくれます。日勤業務に慣れたら、次は日勤リーダー、次は夜勤と、段階を踏んで教えてもらえます」。


入所フロア
看護師さんが、利用者様の血圧を測っていました。「看護師は、病院勤務経験が豊富なスタッフが多いことに加えて、手厚く配置されているので、利用者様に異変などがあった際はすぐに相談できて、スムーズに対応してもらえるので、私たち介護職にとって心強いです。看護師・リハビリスタッフ・栄養士などの他職種とのコミュニケーションを大切にしながら、利用者様にケアを提供しています」と、介護主任。


通所リハビリフロア
管理栄養士さんとSTさんにお会いしました。「当施設は口腔機能の維持・向上や、食支援に力を入れて委員会活動に取り組んでいて、その1つとして、ターミナル期の利用者様に食の喜びを味わってもらえるよう、見た目も味も通常食と変わらない介護食『あいーと』を導入して、利用者様が食べたいものを提供するようにしています。このように、ご家族と一緒にお食事を楽しまれることもあります」と、お2人。素敵な取り組みですね。


休憩スペース
最後に、1階の休憩スペースへ。吹き抜けになっていて、開放的な空間ですね。「スタッフはこちらの休憩スペースや、休憩室で休憩を取っています。一食350円で栄養バランスの整ったランチを注文できて、利用者様のメニューに1品プラスされているので、ボリュームがあるんですよ。ラーメンやカレーのときは特に人気で、行列ができることもあります」。うれしい福利厚生ですね。今日はありがとうございました。

帰り道

――お疲れさまでした。子育てに理解がある老健、いかがでしたか?
- 女性だけでなく男性の育休取得も積極的に促し、お子さんの急な体調不良によるお休みにも柔軟に対応するなど、子育てにとても理解があります。お子さんが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務を選べるので、産休・育休から復帰して働く方が多くいました。また、利用者様の症状・目的はさまざまなので、在宅復帰に向けての支援、認知症の方への対応、ターミナルケアなど、幅広い知識・経験が得られる環境です。
――働きやすさはいかがですか?
- 残業がほとんどなく定時で帰れることが多いですし、有休も取りやすいので、プライベートを大切にできます。また、グループ内の病院を受診した際にかかった医療費が減免される医療費減免制度や、一食350円で食べられるランチなど、福利厚生も充実しています。
――では、ここはちょっと、というところは?
- 駅から少し遠いということでしょうか。しかし「取手駅」からは、駅と病院を結ぶ無料送迎バスや路線バスがあるので、通勤に問題はなさそうです。また、車通勤の方には広い無料駐車場があります。
――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。
- 事務長は、スタッフの業務負担軽減のために、眠りスキャンなどの最新機器の導入を検討しているそうです。
結婚・妊娠・出産後も、子育てと両立しながら長く勤め続けたい方
さまざまな利用者様と関わり、多様な知識を身に付けたい方