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介護福祉士の仕事とは?具体的な仕事内容や1日の流れを紹介|コラム「介護のお仕事」06


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介護福祉士の仕事とは?具体的な仕事内容や1日の流れを紹介

介護福祉士とは、日常生活を送るのに支障がある方に心身の状況に応じた介護サービスを提供する、いわば介護のスペシャリストです。高齢化が加速する日本において、介護が必要な方は増え続けています。そのため、介護福祉士に寄せられる期待はますます高まっています。

この記事では、介護福祉士の具体的な仕事内容や1日の業務スケジュールの流れをご紹介します。介護福祉士を目指している方はもちろん、キャリアアップを目指す介護職の方にも役立つ内容となっていますので、ぜひ参考になさってください。

ページ目次

1.介護業界の国家資格・介護福祉士とは

介護福祉士とは「社会福祉士及び介護福祉士法」に基づく国家資格であり、介護に関する専門的な知識・技術を持っていることを証明する資格です。年1回実施される国家試験の合格後、または養成施設の修了後に所定の登録手続きをもって介護福祉士の資格を取得できます。

介護福祉士の職場は多岐にわたり、主に次のような場所で活躍しています。

○特別養護老人ホーム
○介護老人保健施設
○介護付き有料老人ホーム
○身体障害者療護施設
○デイサービス(通所介護)
○グループホーム(共同生活援助)
○訪問介護事業所
○医療機関

介護福祉士の仕事は、身体が不自由な高齢者、身体もしくは精神に障害がある方に対し、食事や入浴、排泄の介助など日常生活を営むためのサポートをおこなうことです。また、本人やその介護者に対し、介護に関する助言や指導をする役割も担います。

現場の介護業務は無資格でも従事できますが、介護福祉士は介護の専門知識や技術を持つ有資格者として、より専門的な視点から介護の指導をしたり、施設内のマネジメント業務を担当したりしています。

2.介護福祉士の仕事内容と種類

介護福祉士 仕事内容 種類

介護福祉士の仕事内容は次の5項目に分類されます。

○身体介護
○生活援助
○相談・助言
○社会活動支援
○チームマネジメント

ここでは、介護福祉士の具体的な仕事内容を項目別にご紹介します。

身体介護

身体介護とは、介護を必要とする方の身体に直接触れておこなう介助サービス全般をいいます。具体的には、食事介助や入浴介助、清拭、排泄介助、更衣介助、体位変換、移動介助、外出介助、服薬介助などがあります。

こうした日常生活を営むために必要な介護サービスを、それぞれの心身の状況に応じて提供します。また、要介護者の自立生活を支援するために、声かけをしながら横で見守る行為も身体介護に含まれます。

生活援助

生活援助とは、日常生活を送るうえで必要な家事を代行する介護サービスです。具体的には、食事の支度や洗濯、掃除、買い物、薬の受け取りなどがあります。

介護福祉士は専門的な視点から、それぞれの状況に合わせた援助をおこなうことが求められます。また、生活援助は介護を必要とする本人に対しおこなうものであり、本人に関わらない家事は生活援助に含まれません。

相談・助言

介護福祉士は専門的な立場から、「介護を受ける本人」「その家族」「関係者」に対して介護に関する助言や指導をおこないます。相談・助言の主な内容には、介護保険や要介護認定に関する相談、介護サービスや福祉用具の案内、今後の介護方針などがあります。

介護福祉士は、介護サービスの相談窓口として、介護が必要な方が自立した生活が送れるよう適切な相談対応や助言・指導をおこなうことが求められます。

社会活動支援

介護福祉士がおこなう社会活動支援には、就労支援や地域活動の情報提供、社会参加支援などがあります。介護が必要な状態になることで孤立してしまわないように社会とのつながりを保ち、社会の一員として安定した生活が営めるようにサポートしていきます。

また、要介護者が家族や近隣住民とより良い関係を構築できるよう支援することも、介護福祉士の仕事です。

チームマネジメント

介護業界で唯一の国家資格である介護福祉士には、リーダーシップを養い、介護職のチームリーダーとして活躍することが期待されています。

経験豊富な介護福祉士は施設内のマネジメントやチームケアの役割を担うことがあり、介護スタッフの指導や育成、業務管理をおこないます。施設全体でサービスの質を向上して、より良い介護サービスを提供することが目的です。

3.介護福祉士の1日の流れ

介護福祉士 1日流れ

介護福祉士が活躍する場所は、入所型の老人ホームや通所型のデイサービス、要介護者のご自宅などさまざまです。ここでは、介護福祉士はどのような流れで仕事をしているのか、とある1日の業務スケジュールをご紹介します。

例1. 介護付き有料老人ホームの場合

介護付き有料老人ホームで働く介護福祉士の1日の流れは次のとおりです。
時間業務スケジュール仕事内容
8:00出勤・朝礼夜勤スタッフから申し送りの確認
8:30清掃朝食の片付け、部屋の清掃
9:00介護業務排泄介助、入浴介助、バイタルチェック
11:00入所者の昼食昼食準備、食事介助
14:00休憩時間
15:00レクリエーションレクリエーションの見守り
16:00介護業務排泄介助、入浴介助
17:00事務処理介護記録の作成、翌日のスケジュール確認
18:00退勤夜勤スタッフへ申し送り後、退勤

例2. デイサービス(通所介護)の場合

デイサービスで働く介護福祉士の1日の流れは次のとおりです。
時間業務スケジュール仕事内容
8:30出勤・送迎利用者のご自宅までお迎えする
9:00健康状態の確認バイタルチェック(血圧・脈拍・体温など)
10:00介護業務生活機能訓練(リハビリ)、入浴介助
12:00利用者の昼食昼食準備、食事介助
13:00レクリエーションレクリエーションの見守り
15:00おやつ・お茶おやつの準備、おやつタイム
16:00帰宅準備トイレ誘導、持ち物のチェック
17:00送迎利用者のご自宅までお送りする
17:30退勤事務処理やミーティング後、退勤

4.介護福祉士のやりがい・資格取得のメリットは?

介護福祉士のやりがいや資格取得のメリットには以下が挙げられます。

○介護業界で仕事の幅が広がる
○要介護者の回復や成長を間近で感じられる
○無資格の介護士よりも給与面で優遇される
○ブランクがあっても復帰しやすく長く働ける
○今後ますます需要が増える仕事として期待が大きい

下の表は、厚生労働省の統計「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要」から、介護福祉士と介護士(保有資格なし)の給料・勤続年数を比較したものです。

平均給与額(令和2年度)平均勤続年数
介護福祉士329,250円8.9年
介護士(保有資格なし)275,920円5.5年

参考:厚生労働省|令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要
※対象:介護職員処遇改善加算(I)~(V)を取得(届出)している事業所

介護福祉士の資格は、給料アップが期待できたり長く働きやすかったりと、資格そのものにも魅力があります。日常生活のサポートを通し要介護者と密に関わることへのやりがいはもちろんのこと、有資格者として給料や待遇面でのやりがいも大きいのです。

5.まとめ

介護福祉士の仕事内容には、介護が必要な方への直接的な身体介護や生活援助の他に、本人やその介護者に対する相談対応や助言、社会から孤立しないための社会活動支援、施設内のチームマネジメントも含まれます。

介護の知識・技術を有する専門職として、介護サービスを提供することだけでなく、サービスの質を高める役割も期待されています。介護業界でキャリアップしたい方、将来性がある仕事に就きたい方は、介護福祉士資格の取得を考えてみてはいかがでしょうか。

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