
介護業界には、さまざまな資格があります。資格がなくても、介護助手や補助などとして働くことが可能ですが、できる仕事に限りが出てきてしまいます。介護関連の資格を持っていることで、仕事の幅が広がり、スキルアップにもつなげることが可能です。
そこで今回は、「介護職」で役立つ資格を7つご紹介します。
近年、高齢化が進んでいる影響で介護施設の需要が高まり、全国的に介護職は不足しているといわれています。また介護職の活動の場も施設だけでなく、在宅や医療機関など広がりつつあります。今後も介護に関する資格はますます充実し、専門分野の資格を持つ介護員の需要が高まることでしょう。
ここでは介護業界の中で、最も重要な4つの資格についてご紹介します。

以前のホームヘルパー2級に該当する資格で、2013年にできた資格です。正確には「介護職員初任者研修修了者」と呼ばれます。
介護職員初任者研修は、介護の実務経験がなくても取得が可能です。介護の基本を学ぶことができるため、介護関連の資格を持っていない方は、まずは介護職員初任者研修を取得しましょう。資格取得のためには、通学または通信制(一部の科目では通学が必須)にて、合計130時間の講座を受講する必要があります。資格取得までの期間は平均で4カ月程度です。
以前のホームヘルパー1級に該当する資格です。正確には「介護職員実務者研修修了者」と呼ばれます。
介護職員実務者研修は、介護の実務経験がなくても取得することが可能で、さらに質の高い介護知識や技術を学ぶことができます。取得者は、サービス提供責任者となることができ、たんの吸引など医療ケアも提供できるため、介護業界では求められる存在です。本研修の資格取得と合わせて3年の実務経験があると、介護福祉士の受験資格を得ることができます。介護職として本格的にキャリアを積んでいくためには、必須の資格といえるでしょう。
介護福祉士資格は、国家資格で、介護の専門家であると証明する資格のため、介護業界でもリーダー的存在です。介護福祉士の仕事は、身体の介護や生活支援に加えて、相談業務まで幅広い内容があります。介護業界の資格の中では、取得することが比較的困難です。3年以上の実務経験と介護職員実務者研修を取得しているか、福祉系高校を卒業することで受験資格を得ることができます。
正式名称は、「介護支援専門員」です。ケアマネジャーの役割は、利用者が介護サービスを適切に受けられるようにサポートすること。具体的には介護保険サービスを受ける方のケアプランの作成や、利用者へモニタリングを行います。そのため、介護サービス全体を見通すための幅広い知識や対応能力が必要です。 ケアマネジャーも介護業界の資格の中では取得が比較的難しく、福祉介護分野で経験を積んだ資格保有者のみ受験資格を得られます。
さらには、こんな資格もあります。
認知症ケア専門士は一般社団法人日本認知症ケア学会が認定する民間資格です。認知症ケアの総合的知識や実践について学ぶことができます。受験するためには、認知症ケアに関する施設または団体機関などで3年以上の認知症ケアの実務経験が必要です。資格保有者は認知症専門のグループホームやデイサービスへの就職も有利になるでしょう。
利用者や介護者にとって大切な福祉用具について学ぶ資格です。誰でも受験でき、50時間のカリキュラムと修了評価により取得できます。この資格を取得するメリットは、利用者の福祉用具を安全に使用できること、福祉用具を適切に使用することで身体への負担が軽減できることなどです。利用者や介護者への福祉用具の利用についてもアドバイスすることができるでしょう。

コミュニケーションや、レクリエーションの企画から実行までのコツを学ぶことができます。一般社団法人日本アクティブコミュニティ協会が認定する民間資格であり1級・2級があります。2級は特に受験資格がなく誰でも受験できます。現場でのレクリエーションをもっと充実させたい方におすすめです。
今回は、「介護職」で役立つ資格を7つご紹介しました。
介護職で重要な資格は、「介護職員初任者研修」「介護職員実務者研修」「介護福祉士」「ケアマネジャー」この4つです。それに合わせて、認知症ケア専門士や福祉用具専門相談員などの資格も持っていると介護業界で役立つことでしょう。
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