

医療法人社団 協友会
横浜あおばの里
( 介護老人保健施設 )


《 リハビリスタッフ編 》
さまざまなキャリアを持つスタッフが活躍している職場だと、多くの学びが得られそうですよね。上尾中央医科グループ(AMG)の「横浜あおばの里」のリハビリ科には、多様な経験を積んできたスタッフが活躍していて、勉強会も積極的に開催されているとのこと。また、利用者様の症状は幅広く、お一人おひとりに合わせたリハビリの実施に力を入れているそうなので、さっそく見学に行って働く魅力を見てきます。
- 形 態
- 介護老人保健施設
- 所在地
- 神奈川県横浜市青葉区/市が尾駅
- 定 員
- 入所定員/172名

玄関
「横浜あおばの里」へのアクセスは、東急田園都市線「市が尾駅」西口からバスに乗り「中里学園入口」バス停で下車して徒歩3分。小田急線「柿生駅」北口からバス利用のルートもあります。玄関で迎えてくれたのは入職7年目のPTさん。「豊かな自然に囲まれた当施設へようこそ!今日は当施設のリハビリ科についてたっぷりご紹介しますね。さっそく中へどうぞ」。


リハビリテーション室
施設内に入り、まずはリハビリテーション室へ。広々としていて開放感がありますね!「ええ。大きな窓もあり、日当たりがとても良い環境でリハビリができるんです。リハビリ科にはPT9名・OT7名・ST4名が在籍していて(2025年6月)、平均年齢的には30代です。リハビリの担当は入所・通所・訪問で、配属は基本的に希望に沿って決めています。入所リハビリではさらに各フロアで担当がわかれていますよ」。


言語聴覚室
言語聴覚室で、STさんがリハビリを行っています。「当施設は、1階が医療依存度が高い方、2階は在宅復帰を目指す方、3階は認知症の方と、利用者様の症状・目的でフロアがわかれていて、利用者様お一人おひとりに合わせたリハビリを実施しています。例えば、2階では在宅生活に必要な日常生活動作の獲得のためのアプローチ、3階ではこのようにSTが中心となって認知機能へのアプローチを行っています」と、PTさん。


入所フロア
入所フロアへ伺うと、PTさんが歩行練習を実施していました。「1階の利用者様は比較的長期で入所される方が多いため、何か動作を獲得するというよりも、施設内で楽しく快適な生活が送れるように、利用者様の希望に沿ったリハビリを提供しています。歩くことが難しい利用者様でもご本人に『歩きたい』という希望があれば安全な方法で取り組むなど、ご本人が満足できるような関わりを心掛けています」。


リハビリテーション室
リハビリ科の教育担当の方(写真右)が指導を行っていました。「老健では、治療よりも生活を第一に考えてリハビリを行うことが大切なので、新人さんには先輩がマンツーマンで付いてOJTを実施し、生活に寄り添うリハビリの行い方をじっくり学んでもらっています。今後は、誰もがさまざまな症状の利用者様に対応できるよう、PTは足だけでなく手の動かし方、OTは手だけでなく足の動かし方も学べる体制をつくる予定です」。


リハビリテーション室
リハビリテーション室の一角で、リハビリ科長が講師となって勉強会を開催しています。「リハビリ科内の勉強会は、教育ラダー3以上のスタッフが講師となり、多様なテーマで実施しています。当施設には急性期病院・回復期病院などのさまざまな場所でキャリアを積んだセラピストが集まっているので、幅広い分野の知識・手技が学べる環境です」と、リハビリ科長。良い環境ですね。


2階入所フロア
お次は2階の入所フロアへ。リハビリ科長と介護スタッフさんが情報共有をしていました。「2階フロアは在宅復帰に向けたリハビリに力を注いでいるので、リハビリスタッフによるリハビリだけでなく、介護スタッフにも協力してもらってフロアリハビリを実施しています。リハビリスタッフがメニューを作成し、それを介護スタッフに共有して、歩行練習などを行ってもらっているんですよ」。


バルコニー
つづいて、リハビリテーション室直結のバルコニーへ伺うと、PTさんが利用者様と向き合っていました。眺めが良くて気持ちよさそうですね。「ええ。こちらでは歩行練習を行っていて、外気浴ができるので、利用者様にとってもスタッフにとっても気分転換になっています。天気がいい日には富士山も見えますよ」。


リハビリテーション室
症例検討会が始まりました。「当施設はセラピスト同士の連携を大事にしていて、PT・OT・ST合同での症例検討会を随時実施しています」とPTさん。「さらに、カンファレンスは、看護職・介護職も一緒に行い、しっかりと情報を共有します。なので、スタッフ同士のコミュニケーションを積極的に取れる方に入職してほしいですね。そういった方であればブランクがある方や子育て中の方でも大歓迎で、リハビリ経験の浅い方もOKですよ」。


入所フロア
つづいて、入所フロアに伺い、子育て中のパパさんPTさんにお会いしました。子育てとの両立は順調ですか?「ええ。小学校入学前までは時短勤務ができますし、子どもの急な体調不良でお休みをする場合も周りの皆さんが柔軟に対応してくれるので、ありがたいです。当施設には多くのママさん・パパさん仲間が活躍していて、産休・育休からの復帰率も高いです」。


リハビリテーション室
リハビリスタッフさんたちが集まってくれました。「残業がほとんどなく、有休は1時間単位で取れて、長期休暇も取得可能です。希望休は協力し合って公平にとれるようにしていて、勤務希望は1日勤務・午前勤務・午後勤務の中から選んで出せてほぼ通るので、プライベートの時間を大切にできます。また、リハビリ科はみんな優しく、お互いにフォローして業務に取り組めることが魅力です」と、みなさん。今日はありがとうございました。

帰り道

――お疲れさまでした。さまざまなキャリアのスタッフが活躍している介護施設のリハビリ科、いかがでしたか?
- うわさ通り、病院・施設などで経験を積んできたスタッフが多く、勉強会ではスタッフそれぞれが得意な手技について講習を行っているので、幅広い知識が身につけられそうです。また、利用者様は各フロアに医療依存度が高い方・在宅復帰を目指す方・認知症の方が入所していて、お一人おひとりの症状・目的・希望に合わせてリハビリを行っていますし、希望をすれば異動もできるため、さまざまなリハビリの経験が積めそうだと感じました。
――働きやすさはどうですか?
- 年間休日120日(+有休)で、希望休も通りやすく、有休も積極的に取得できます。また、リハビリ科内の雰囲気が明るく、新人さんに対して優しく教えているスタッフが多くいました。
――では、ここはちょっと、というところは?
- 駅から少し離れているということでしょうか。しかし、駅からはバスが出ていて、施設の最寄りのバス停を下車した後は徒歩3分と近いですし、マイカー通勤も可能なので、その辺りも問題なさそうです。
――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。
- 今後は、リハビリ科内の交流イベントを増やしていく予定だそうです。
多様なキャリアを持つ先輩のもとで、幅広いリハビリの知識を身につけたい方
他職種と連携しながら、利用者様に合わせたリハビリを行いたい方