

医療法人 徳洲会
リハビリケア湘南厚木
( 介護老人保健施設 )


運営母体がしっかりしている介護施設は、時代に合った働き方に対応していて、多様な価値観を受け入れてくれそうですよね。徳洲会グループの老健「リハビリケア湘南厚木」では、同じ徳洲会の病院との連携体制を活かして、利用者様と職員の安心につながる施設づくりを進めているそうです。教育・キャリア開発・子育て支援など、さまざまな面でグループメリットを感じられる職場らしいので、さっそく見学に行って確かめてきます。
- 形 態
- 介護老人保健施設
- 所在地
- 神奈川県厚木市/本厚木駅
- 定 員
- 入所定員100名(一般60・認知40)、通所リハ35名 ※予防含む

玄関
「リハビリケア湘南厚木」へのアクセスは、「本厚木駅」か「平塚駅」からバスに乗り、「中戸田」バス停で下車して徒歩5分。駅から少し離れた立地ですが、敷地内には職員用駐車場(月1500円)があり、マイカー通勤している方が多いそうです。玄関で迎えてくれたのは、2名の介護福祉士さん。「ようこそ!今日は私たちの自慢の職場をたっぷりとご紹介しますね」。


受付
受付には、徳州会グループのパンフレットが置かれていました。近くに同じ徳洲会の病院・施設はありますか?「はい。車で15分程の場所に『湘南厚木病院』があるほか、茅ケ崎や大和方面にも病院・施設があり、南関東ブロックとして密なネットワークを築いています。利用者様の医療面で連携しているだけでなく、私たち職員が研修に出向いたり、健診・人間ドックを受けたりすることもあるんですよ」。


廊下
お次は、看護師長(写真中央右)と介護主任(写真中央左)にお会いしました。どんな仲間を歓迎していますか?「人と接することが好きで、積極的にコミュニケーションが取れる方なら、年齢・経験問わず歓迎します。異業種から介護職に転職される方が増えていますが、当施設は入職時教育がしっかりしていますし、徳洲会のラダーシステムを活用し、能力に合った学びの機会を提供して段階的な成長を応援しています」と、お2人。


リハビリテーションフロア
開放的なリハビリテーションフロアに行き、子育て中のセラピストの皆さんを紹介していただきました。「ワークライフバランスを大切にできる職場なので、どの部署にも子育て世代が勤務していて、特にリハ科は小さな子どもを持つママさん・パパさんが多いです。当施設では、女性だけでなく男性スタッフの育休取得も推進していますし、お子さんが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務の選択もOKです」と、介護福祉士さん。


桜並木の写真
「こちらは、リハビリテーションフロアの窓から見える春の桜並木です」と、写真を見せてくれました。とってもきれいですね!「そうなんです。相模川沿いに桜並木があり、春には人気のお花見スポットになるので、利用者様と一緒にお散歩に出かけます。施設周辺は田園風景が広がるのどかなエリアですが、2023年に『ジ アウトレット湘南平塚』が近くにOPENし、仕事帰りの楽しみが増えました」と、お2人。


入所フロア
スタッフステーションに行ってみると、多職種カンファレンスが行われていました。「当施設の大きな自慢は、風通しの良い人間関係。部署の壁がなく、他職種とも情報共有や意見交換がしやすいため、利用者様お一人おひとりに質の高いケアを提供できています。2025年度からは、施設長を交えた在宅復帰支援会議を毎月開催していて、多職種チームで在宅復帰支援の在り方を検討しているんです」と、皆さん。


居室
つづいて居室に伺い、OJTの様子を見学しました。「入職後は、業務に慣れるまでプリセプターの先輩が付き、マンツーマンの丁寧なOJTを行っています。当施設の介護職は9割以上が介護福祉士資格を有しているため、根拠に基づいた教育が行われていて、はじめて介護の仕事に携わる方には特にきめ細かく対応しています」。それは安心です。


認知症専門棟
認知症専門棟では、認知症介護実践者研修を修了した介護福祉士さんが活躍していました。「徳洲会グループには資格取得支援制度があり、業務に関連する資格や外部研修の費用を援助してもらえるため、キャリアアップに挑戦しやすいです。近い将来には、介護職員のための喀痰吸引等研修の指導看護師を育成し、職場内で喀痰吸引等研修を実施できる体制を整える予定です」。


入所フロア
入所フロアの一角では、看護師さん(写真中央)と介護福祉士さん(写真左)が連携していました。「当施設の利用者様は、病院を退院して直接入所される方が多く、医療依存度が高い方もいて、数年前から看取りケアにも対応できる体制を整えました。看護部には面倒見の良いベテランナースが多く、ケアに役立つ情報や、業務に関連する医療知識なども丁寧に指導してもらえています」と、介護福祉士さん。


スタッフステーション
お次は、2025年度に導入したeラーニングの受講の様子を見学しました。業務時間内に受講できるんですね。「ええ、学びも業務の一環ですから、基本的には業務時間内に職場のパソコンから学んでいます。もちろん、個人のスマホから自己学習に使用してもOKですが、就業時間外にeラーニングを強要されることはなく、オフの時間はリフレッシュを優先している職員が多いです」。


玄関前
最後は、多職種の皆さんが集まってくれました。働きやすさはどうですか?「残業がほとんどなく、毎日ほぼ定時に退勤できるので、プライベートを大切にしながら働くことができています。また、徳洲会グループは福利厚生が手厚く、徳洲会の病院を受診した際の診療費用補助や、企業型年金制度、各種保険の団体割引、結婚・出産時に祝金の支給などがあることも働きやすさにつながっています」と、皆さん。今日はありがとうございました。

帰り道

――お疲れさまでした。グループメリットの多い老健、いかがでしたか。
- 全国に拠点を持つ徳洲会グループの施設なので、やりがいや働きやすさにつながる教育・待遇・複利厚生が整っていて、介護職の働き方改革も進んでいます。電子カルテやオンライン研修など、デジタル技術を積極的に取り入れていますし、近い将来には外国人スタッフの採用も予定しているそうです。
――どんなスタッフが活躍していますか?
- 多様な人材の活用を推進しているので、20代から60代まで、さまざまな年齢・経験・性別のスタッフが活躍しています。介護部門と看護部においては、経験豊富な40代・50代のスタッフが多いそうで、経験の浅い若手が入職してもしっかりサポートできる体制があるのだとか。
――では、ここはちょっと、というところは?
- さまざまな理由から在宅復帰が難しい利用者様もいるので、現状の在宅復帰率はあまり高くないです。ただ、2025年度から多職種による在宅復帰支援会議をスタートし、老健の区分のなかで最高ランクの「超強化」へのステップアップを目指しているそうですよ。
――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。
- 利用者様に楽しみを持って生活していただけるように、年間を通して季節行事やイベントを大事にしているとのこと。最近では、地域のボランティアさんによるレクリエーションの機会も増え、地域交流が盛んに行われているのだとか。
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